担当者 | 齋藤 由美子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | SEM-402 |
前半は、共通テーマ「ドイツ語圏の文学の翻訳」についてグループ発表を行なってもらいます。翻訳において原文の語の配置や表現形式に忠実であろうとすれば、翻訳の言語が「不自然」になる可能性があります。この「不自然さ」によって、言語の可能性は広がり豊かになると言えるのでしょうか。あるいは、こうした翻訳は原文の独自性を脅かすものなのでしょうか。言語の生成変化に翻訳がいかにかかわってきたのかを考察しながら、訳文の「美しさ」や「等価性」などを基準に翻訳の言語を評価することから距離を置いて、翻訳がわたしたちにもたらす変容について考えてみましょう。後半は、ドイツ語圏の文化や社会について各自関心のあるテーマを自由に決めて、個人発表を行なってもらいます。発表後は参加者全員でディスカッションをしながら思考を深めていきます。
①言語の生成変化を翻訳と関連付けて理解できるようになる。
②自身の考えを論理的に展開させ、相手に伝わるように言語化できる。
③ディスカッションの中で互いに刺激し合いながら、テーマへの理解を深めることができる。
④自分の考えのみを書くのではなく、関連する文献や他者の意見とつきあわせながら思考することができる。
学期末レポート(30%)、研究発表(40%)、授業の出席と質疑応答への積極的参加(30%) ※質疑応答での発言をもって出席と認めます。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『思想としての翻訳ーゲーテからベンヤミン、ブロッホまで』 | 三ツ木道夫編訳 | (白水社) |
参考文献 | 『他者という試練ーロマン主義ドイツの文化と翻訳』 | アントワーヌ・ベルマン (藤田省一訳) | (みすず書房) |
参考文献 | ※適宜、参考文献を紹介します。 |
各回の発表者はテーマに関する資料の収集、データーの分析・考察をもとに、ハンドアウトを作成の上、パワーポイントを用いて発表できるようしっかり準備してください。事前に発表のテーマを参加者全員に知らせること。
授業スケジュールは参加者の興味・理解度などによって変更になる場合もあります。
第14回目の授業はオンライン(LMSによるオンデマンド形式)で行いますので、注意してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション(授業や共通テーマについての説明等) |
第2回 | 共通テーマについてのグループ発表とディスカッション |
第3回 | 共通テーマについてのグループ発表とディスカッション |
第4回 | 共通テーマについてのグループ発表とディスカッション |
第5回 | 個人研究発表とディスカッション |
第6回 | 個人研究発表とディスカッション |
第7回 | 個人研究発表とディスカッション |
第8回 | 個人研究発表とディスカッション |
第9回 | 個人研究発表とディスカッション |
第10回 | 個人研究発表とディスカッション |
第11回 | 個人研究発表とディスカッション |
第12回 | 個人研究発表とディスカッション |
第13回 | 個人研究発表とディスカッション |
第14回 | 【オンライン授業】ドイツ語圏の文学の翻訳についての講義 |
第15回 | まとめ |