社会福祉学Ⅰ
担当者染谷 莉奈子
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSWS-101

授業の概要(ねらい)

本講義は社会福祉学について広く授業で扱っていく。みなさんにとって身近なテーマ「家族」、「若者」から始まり、「働く世代への福祉」や、「子ども」、「高齢者」、そして「障害者」へと話を広げ、自分自身が社会で生きていく上で「福祉」はどのように関わっているのかを考えていく。そして、社会福祉学に対し多角的に理解することを目指す。グループワークやペアワークでは履修生同士の活発な討論や授業内での発表を求める。

授業の到達目標

現行の福祉の問題点について意見を持ち、説明できる力を修得する。
福祉に関わる支援者がどのように支援することが望ましいかについて他者に説明できる。

成績評価の方法および基準

試験(試験時間内でのレポート課題)(70%)小レポートの提出(30%)
なお、試験に対する解説・フィードバックは最終授業にて行う

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考文献『問いからはじめる社会福祉学』圷洋一ほか有斐閣
参考文献『初めてのケア論』三井さよ有斐閣

準備学修の内容

講義で扱ったテーマに関する新聞記事、映画、ドラマ、情報番組、支援団体のウェブサイト等を自身で調べ、意見を持ち寄ることを準備学修とする。

その他履修上の注意事項

講義を受け考えたことについて他の履修生と共有するなど積極的な授業参加を求めたい。また、他者の学習を妨げる行為は慎まれたい。なお、今年度は、対面での授業(15回の授業のうち1回はオンライン授業)を予定しているが、COVID19の感染状況に応じ、開講方法を変更する場合がある。LMSを確認の上ご参加願いたい。授業に関する質問等は授業終わり及びメールにて受け付ける。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回福祉とは?/レポートの書き方
第3回家族はどんな役割を果たしているのか?
第4回育児への不安について考える
第5回教育の不利と貧困について考える
第6回ワーク①(オンライン授業日)
第7回健康への不利について考える
第8回参加への不利について考える
第9回ケアと支援
第10回老後の不安について考える
第11回ワーク②
第12回障害者福祉は誰のもの?
第13回障害者はどのように暮らしているのか?
第14回最終試験
第15回試験に対する解説・フィードバック/まとめ