科目名 | 分類 | 学年 | 期 | 卒業認定との関連 | |
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生理学1 | 講義 | 1年 | 後期 | 必修・1.5単位 | |
担当者(※は責任者) | |||||
※上園崇(医薬品作用学), 森麻美(医薬品作用学) |
ヒトの体の各部位(器官、組織など)は、生命を維持するために、様々な役割を担っている。生理学では、この役割、つまり各器官・組織の機能を詳細に解析し、組み立てることにより、生命活動全体を理解するために必要な知識の習得をめざす。
LMSを用いた問題演習を行う授業もある。
①ヒトの細胞の働きとそのしくみについて概説できる。
②ヒトの自律神経系の構成とその働きについて概説できる。
③健康なヒトの臓器(神経系、心血管系、呼吸器系、腎臓および消化器系)の働きをそのしくみについて概説できる。
教科書とプリントを使った講義。LMSを用いた問題演習も行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当 | コアカリ 番号 |
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1 | 細胞の生理学(1) | 細胞膜の特徴、静止膜電位、活動電位について概説できる(知識) | 上園崇 | C7(2)①1 |
2 | 細胞の生理学(2) | 興奮の伝導、興奮の伝達について概説できる(知識) | 上園崇 | C7(2)①1 |
3 | 細胞の生理学(3) | 骨格筋・平滑筋の構造、筋収縮のしくみについて概説できる(知識) | 上園崇 | C7(1)⑤1, C7(2)①4 |
4 | 自律神経系 | 自律神経系の構成と主な特徴について概説できる(知識) | 上園崇 | C7(1)④2 |
5 | 神経系の生理学(1) | 感覚系について概説できる(知識) | 上園崇 | C7(1)⑬1 |
6 | 神経系の生理学(2) | 運動系と高次機能について概説できる(知識) | 上園崇 | C7(1)④1, 2 |
7 | 心血管系の生理学(1) | 心血管系の回路、心筋の収縮、および心拍出量と静脈還流量との関係について概説できる(知識) | 森麻美 | C7(1)③1,C7(1)⑦1~3,C7(2)①3,4,C7(2)⑤1 |
8 | 心血管系の生理学(2) | 血圧調整のメカニズム、微小循環、特殊循環、体温調節、および心血管系の統合機構について概説できる(知識) | 森麻美 | C7(1)③1,C7(1)⑦1~3,C7(2)①3,4,C7(2)⑤1, C7(2)⑧1 |
9 | 呼吸の生理学 | 呼吸器系の構造とその働きについて概説できる | 森麻美 | C7(1)⑧1 |
10 | 腎臓の生理(1) | 腎臓の構造、体液量の調節、腎クリアランス、腎血流量の調節、糸球体濾過、および腎臓における再吸収と分泌について概説できる(知識) | 森麻美 | C7(1)⑩1,C7(2)⑦1,2 |
11 | 腎臓の生理(2) | NaイオンやKイオンをはじめとするイオンの体内バランスの調節、および尿の濃縮や希釈について概説できる(知識) | 森麻美 | C7(1)⑩1,C7(2)⑦1,2 |
12 | 消化器系の生理学 | 消化器系の構造とその働きについて概説できる(知識) | 森麻美 | C7(1)⑨1,2 |
定期試験 | 95% マークシートによる客観試験と筆記・論述試験を併用して評価します。 |
中間試験 | 0% |
小テスト | 5% 毎回ではありませんが、LMSにより行います。 |
レポート | 0% |
その他 | 0% |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | コスタンゾ明解生理学 原著第6版 | 著:リンダ・S・コスタンゾ 翻訳:林 俊宏、高橋 倫子 | エルゼビア・ジャパン |
参考書 | スタンダード薬学シリーズ Ⅱ -4 生物系薬学 Ⅱ | 日本薬学会 編 | 東京化学同人 |
その他 | プリント |
1 | 生理学は、高校の生物学や前期科目の機能形態学などの知識の上に成り立ちます。高校で生物を履修していない学生は、高校の生物学のうちの関連箇所を、参考書などで予め勉強しておくことを強く勧めます。 |
2 | 履修についての【1】単位制についてを参考に予復習が必要になります。具体的には講義1回あたり、3.625時間必要になります。後期講義開始前に配布する資料に教科書の講義該当ページを記載するので、予め読んで、疑問点などを整理して講義に臨んで下さい。講義終了後は、LMS上の練習問題を解いて、講義の復習に役立てること。 |
1 | 生理学1と2年次前期の生理学2で、生理学全般の講義を行います。2年次から始まる薬理学や病態・薬理学を理解するために不可欠な科目です。1年次から、しっかりと基礎を固めていきましょう。 |
2 | 指定教科書の該当する項目を、予め各自で読んでから講義に望むことで、講義の内容が聞き取れるようになるはずです。 |
3 | 試験や小テストなどに対し、解説などのフィードバックを行う。 |
4 | この科目と学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)との関連をカリキュラム・マップを参照し理解すること。 |
講義 | 1年 | 機能形態学、薬科生物学、薬学への招待1、医学概論(症候・OTC) |
2年 | 生理学2、薬理学1(総論・末梢神経)、薬理学2(情報伝達・神経)、病態・薬理学1(精神・神経・筋) | |
3年 | 病態・薬理学3(呼吸器・消化器)、病態・薬理学5(腎・循環器・高血圧)、病態・薬理学6(免疫・アレルギー、感覚器) | |
4年 | ||
5年 | ||
演習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 | ||
実習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | 薬学実習5(薬理学) | |
4年 | ||
5年 |