科目名 | 分類 | 学年 | 期 | 卒業認定との関連 | |
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薬事関係法規・制度 | 講義 | 4年 | 前期 | 必修・1.5単位 | |
担当者(※は責任者) | |||||
※丸山桂司(薬学実習推進研究センター), 渡辺茂和(薬学実習推進研究センター), 赤羽根秀宜(中外合同法律事務所), 濱弘太郎(物理薬剤学) |
医薬担当者の重要な一員である薬剤師として心得ていなければならない薬事に関する法律および制度について学ぶ。本科目は、実務経験(薬剤師、弁護士)のある教員が担当する授業が含まれます。
社会において薬剤師が果たすべき責任、義務等を正しく理解できるようになるために、薬学を取り巻く法律、制度、経済および薬局業務に関する基本的知識を修得する。
教科書とプリント(またはスライド)を使った講義
回 | 項目 | 内容 | 担当 | コアカリ 番号 |
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1 | 法規・倫理・責任 | 薬剤師に係る法令とその構成について説明できる。薬剤師の刑事責任、民事責任(製造物責任を含む)について概説できる。(知識) | 赤羽根秀宜 | B(2)①1,8 |
2 | 薬剤師法 | 薬剤師の資格と任務、薬剤師の業務について説明できる。(知識) | 渡辺茂和 | B(2)①2,3 |
3 | 薬剤師に関わる関連法規 | 個人情報保護法、医療法、医師法・看護師法等について説明できる。(知識) | 渡辺茂和 | B(2)①4~7 |
4 | 救済制度 | 健康被害救済制度について説明できる。(知識) | 渡辺茂和 | B(2)②10 |
5 | 管理薬 | 麻薬・向精神薬、覚醒剤原料・覚醒剤、大麻・あへん法、毒物劇物取締法について概説できる。(知識) | 赤羽根秀宜 | B(2)③1,2,3 |
6 | 社会保障 | 日本の社会保障制度の枠組みと特徴、医療保険制度について説明できる。(知識) | 濱弘太郎 | B(3)①1,2,F(1)③5 |
7 | 保険制度 | 療養担当規則、公費負担医療制度、介護保険制度について説明できる。(知識) | 濱弘太郎 | B(3)①2~6 |
8 | 調剤報酬・血液供給体制 | 調剤報酬、診療報酬及び介護報酬の仕組みについて概説できる。血液供給体制に係る法規範について説明できる。(知識) | 濱弘太郎 | B(3)①7,B(2)②9 |
9 | 医薬品医療機器等法Ⅰ | 規制対象物の定義と分類、薬局、医薬品販売業、医療機器の販売について説明できる。(知識) | 丸山桂司 | B(2)②1,6,7 |
10 | 医薬品医療機器等法Ⅱ | 医薬品等の製造販売及び製造に係る法規範、レギュラトリーサイエンスについて説明できる。(知識) | 丸山桂司 | B(2)②4,10 |
11 | 医薬品医療機器等法Ⅲ | 医薬品の開発(治験)と承認、製造販売後調査・安全性対策について説明できる。(知識) | 丸山桂司 | B(2)②2,3,5 |
12 | 薬局業務・医薬分業、医療と経済 | 医薬分業、薬局業務運営ガイドライン、医療費、薬業経済、OTC薬、セルフメディケーションについて説明できる。(知識) | 丸山桂司 | B(3)②1~4,B(4)①1~6,B(4)②1~5 |
定期試験 | 100% マークシートによる客観試験 |
中間試験 | 0% |
小テスト | 0% |
レポート | 0% |
その他 | 講義開始前と終了後のカードタッチが必須です。どちらかのみの場合は、欠席扱いとします。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 2021-2022版 薬事関係法規及び薬事関係制度 解説 | 薬事衛生研究会 | 薬事日報社 |
参考書 | なし | ||
その他 | プリント (必要に応じて配布、または資料配信します) |
1 | 事前学修:前回の授業内容(プリント等)を復習し、用語の意味等を理解しておくこと。各回概ね2時間程度必要です。 事後学修:授業中の疑問点をまとめ、教科書、プリント等を利用し、次回の授業までに解決しておくこと。各回概ね2時間程度必要です。 授業で配布する練習問題を復習と予習に活用して下さい。 |
2 | 薬事関係法規及び制度の講義で学ぶ内容は、薬剤師として社会で活躍するにあたって、熟知していることが要求される重要な事柄ばかりです。しっかり勉強して自分のものにして下さい。なお、「薬学への招待」や「調剤学」は特に関連する科目なので、関連個所を事前にしっかり復習しておいて下さい。 |
3 | この講義は1.5単位ですので、予習・復習等の準備学修に必要な最低限の時間数は43.5時間であり、1回の講義あたり3.625時間が必要となります。 |
4 | 履修についての【1】単位制についてを参考に予復習が必要になります。 |
1 | この科目と学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)との関連について、カリキュラム・マップを参照して理解すること。 |
2 | この講義は、対象とする範囲が広いので、進み方が早くなります。必ず、その日の内に復習をして、重要な事柄をしっかり覚えるよう心がけて下さい。 |
3 | 重要な事柄は、多くの場合、国家試験などで過去に出題されています。重要事項を確実に覚えるには、問題をたくさん繰り返し解くことが効果的です。 |
4 | 試験やレポート等に対し、解説等のフィードバックを行います。 |
講義 | 1年 | 薬学への招待1、薬学への招待2 |
2年 | ||
3年 | 調剤学、医薬品情報学 | |
4年 | ||
5年 | ||
演習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | 医療コミュニケーション2 | |
4年 | ||
5年 | ||
実習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | 薬学実習8、薬学実習9、薬学実習10 | |
5年 | 薬学実務実習 |