科目名 | 分類 | 学年 | 期 | 卒業認定との関連 | |
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基礎薬学特論1(物理・分析系薬学) | 講義 | 4年 | 後期 | 必修・1単位 | |
担当者(※は責任者) | |||||
※馬渡健一(医薬品分析学), 楯直子(生体分子化学), 岸本泰司(物理化学), 宮田佳樹(薬物治療学), 安田誠(医薬品分析学), 今野裕史(物理化学), 福内友子(臨床分析学) |
薬学の基礎となる物理化学及び分析化学について、項目別に各回完結型で講義します。物質の物理的性質、物質の状態(エネルギーや相平衡)、反応速度、化学平衡、さまざまな分析方法、ならびに機器分析について、代表的な医薬品の例を学びながら理解を深めます。本講義を通じて、問題の意図を的確に把握し、その解決能力を高めます。
1年から4年前期までに習ってきた物理系薬学(物理化学と分析化学)の全体像が見渡せているか、あるいは実務実習を行う前に基本事項が身に付いているかを確認するために、物理系薬学の重要事項について習得する。
教科書とプリントを使った講義。講義中に理解度の確認テストをする場合も有りますが、講義後に各自必ず問題を解いて確認を行って下さい。
回 | 項目 | 内容 | 担当 | コアカリ 番号 |
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1 | 物質の状態 | エネルギー、自発的な変化、平衡について説明できる。 (知識) | 岸本泰司 | C1(2)②1-7,C1(2)③1-5,C1(2)④1-4,C1(2)⑤1-3 |
2 | 物質の物理的性質 | 分子間相互作用について説明できる。(知識) | 楯直子 | C1(1)②1-7 |
3 | 化学物質の基本的性質 | 無機化合物、錯体について説明できる。(知識) | 楯直子 | C3(5)①1-5 |
4 | 放射薬品学 | 放射線と放射能、分析技術(画像診断技術)について説明できる。(知識) | 宮田佳樹 | C1(1)④3,5,C2(6)②5 |
5 | 化学物質の分析 | 化学平衡、電気泳動法、免疫学的測定法について説明できる。(知識) | 安田誠 | C2(2)①1,2,4,C2(5)②1,C2(6)②2 |
6 | 化学物質の検出と定量 | 化学物質の定性・定量分析および蛍光分析について説明できる。(知識) | 馬渡健一 | C2(3)①1,2,C2(3)②1-6,C2(4)①2 |
7 | 生体分子を解析する手法、化学物質の検出と定量(1) | 分光分析法、金属元素の分析、質量分析について説明できる。(知識) | 安田誠 | C2(4)①1,3-6,C2(4)③1 |
8 | 生体分子を解析する手法、化学物質の検出と定量(2) | 核磁気共鳴スペクトル、クロマトグラフィーについて説明できる。(知識) | 福内友子 | C2(4)②1,C2(5)①1-5 |
定期試験 | 100% マークシートによる客観試験 |
中間試験 | 0% |
小テスト | 0% |
レポート | 0% |
その他 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 薬学テキストシリーズ 分析化学 Ⅰ、Ⅱ | 中込和哉、秋澤俊史 編著 | 朝倉書店 |
教科書 | 放射薬品学 | 小佐野博史、岸本成史他 共著 | 南江堂 |
参考書 | コアカリ重点ポイント集 | ||
参考書 | 自己学習アプリの問題 | ||
その他 | プリントの問題 |
1 | 物理化学分野は下記のように1〜2年で学習した基礎物理化学、物理化学1、物理化学2、物理化学3です。分析化学分野は1〜3年で学習した薬品分析化学、応用分析化学、機器分析学、臨床分析学、放射薬品学です。比較的低学年で学んだ科目が多いのでしっかり復習しておいて下さい。 |
2 | 物理・分析系薬学はSBOの項目数が多く、8回の講義では重点ポイントしかお話出来ません。すべて1~3年までに履修した科目の復習なので、上記の参考書等によって夏休み中、少なくとも講義前までに各自十分勉強していおいてください。 |
3 | この講義は1単位ですので、予習・復習等の準備学習に必要な最低限の時間数は29時間であり、1回の講義あたり3.625時間となります。 予習について:次回の講義範囲のプリント、参考書を事前に読んでください(30分程度)。 復習について:教材(プリント、配信資料、参考書、自己学習アプリ)の問題を解き、理解度を確認して下さい(150分以上)。 |
1 | 練習問題をこなすほど理解が深まります。講義プリントの問題だけではなく、自己学習アプリ、模擬試験なども復習しながら学習効果をあげて行きましょう。 |
2 | 定期試験に対し、正解の提示等のフィードバックを行います。 |
3 | この科目と学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)との関連について、カリキュラム・マップを参照して理解すること。 |
4 | まとめの整理としてコアカリ重点ポイント集を使用します。 たくさんの問題を解くために自己学習アプリの問題を使用します。 |
講義 | 1年 | 基礎物理化学、物理化学1、薬品分析化学、基礎物理化学、物理化学1、薬品分析化学 |
2年 | 物理化学2、物理化学3、応用分析化学、機器分析学、物理化学2、物理化学3、応用分析化学、機器分析学 | |
3年 | 臨床分析学、放射薬品学、臨床分析学、放射薬品学 | |
4年 | ||
5年 | ||
演習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 | ||
実習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 |