科目名 | 分類 | 学年 | 期 | 卒業認定との関連 | |
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基礎薬学特論3(生物系薬学) | 講義 | 4年 | 後期 | 必修・1単位 | |
担当者(※は責任者) | |||||
※道志勝(人体機能形態学), 根岸文子(基礎生物学), 佐々木洋子(生物化学), 原田史子(分子薬剤学), 山下純(生物化学) |
これまでの生命薬学分野科目の講義で学習した重要な項目を、項目別に講義し、その全体像を整理します。
薬剤師として医薬品の生体への影響を科学的に判断するために必要な生物学
1年生から3年生までに学習した生物系薬学の全体像を把握し、生命現象を分子・細胞レベルでより深く理解する力を養う。
プリントを中心とした講義。ICTを活用した演習も行う予定。
回 | 項目 | 内容 | 担当 | コアカリ 番号 |
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1 | 人体の成り立ち(1) | 神経系・骨格系・筋肉系・皮膚・循環器系・呼吸器系について概説できる(知識)。 | 道志勝 | C7(1)④~⑧ |
2 | 人体の成り立ち(2) | 消化器系・泌尿器系・生殖器系・内分泌系・感覚器系・血液造血器系について概説できる(知識)。 | 道志勝 | C7(1)⑨~⑭ |
3 | 免疫・生体防御(1) | 自然免疫、免疫担当細胞、補体について概説できる(知識)。 | 根岸文子 | C8(1) |
4 | 免疫・生体防御(2) | 獲得免疫、抗体、サイトカイン、アレルギーと自己免疫疾患について概説できる(知識)。 | 根岸文子 | C8(1)、 C8(2)①1~3,5,6 |
5 | 細胞の生と死 | 細胞の構造と機能、細胞周期とその制御機構、体細胞と生殖細胞の細胞分裂、細胞死(アポトーシスとネクローシス)、がん細胞と正常細胞の違い、がん遺伝子とがん抑制遺伝子について概説できる(知識)。 | 原田史子 | C6(1)①~③、C6(7)①~③ |
6 | タンパク質の生化学 | アミノ酸・タンパク質の構造と機能、酵素の特性と分類、補酵素と補因子、酵素反応速度論、酵素以外の機能タンパク質、タンパク質の取扱いについて概説できる(知識)。 | 佐々木洋子 | C6(2)③,④、C6(3) |
7 | エネルギー代謝(1) | 栄養素の消化・吸収、解糖系、クエン酸サイクル、電子伝達系、酸化的リン酸化(ATPの産生)について概説できる(知識)。 | 山下純 | C6(2)②、C6(5)①、C6(5)② |
8 | エネルギー代謝(2) | 脂質、脂肪酸の生合成とβ酸化、コレステロールの生合成と代謝について説明できる(知識)。 | 山下純 | C6(2)①、C6(5)③ |
定期試験 | 100% マークシートによる客観試験で評価します。 |
中間試験 | 0% |
小テスト | 0% |
レポート | 0% |
その他 | 0% |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし | ||
参考書 | コアカリ重点ポイント集Vol.1 | 薬学ゼミナール | |
その他 | プリント |
1 | この講義は1単位ですので、予習・復習等の準備学習に必要な最低限の時間数は29時間であり、1回の講義あたり3.625時間となります。 |
2 | 予習はコアカリ重点ポイント集の該当項目に目を通しておいてください。復習は各回のプリントの問題を解きながら、1~3年の生物関連科目の教科書や各自作成した勉強資産(まとめノートなど)を利用して、知識を整理しましょう。 |
1 | 一つ一つの事柄や用語などは、意味をしっかり理解した上で覚えましょう。理解の伴わない暗記ほど危険なものはありません。自分が納得するまで徹底的に調べることが重要です。 |
2 | それぞれの事柄をばらばらに覚えるのではなく、関連する事柄との相互関係などをまとめ、全体像をつかむようにすることが重要です。 |
3 | 試験やレポート等に対し、解説等のフィードバックを行います。 |
4 | この科目と学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)との関連について、カリキュラム・マップを参照して理解すること。 |
講義 | 1年 | 機能形態学、生命科学1、生命科学2、生理学1、薬科生物学 |
2年 | 生化学1、生化学2、生理学2 | |
3年 | 分子生物学、感染免疫学 | |
4年 | ||
5年 | ||
演習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | 薬学演習 | |
5年 | ||
実習 | 1年 | 薬学実習2(化学、生物) |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 |