科目名 | 分類 | 学年 | 期 | 卒業認定との関連 | |
---|---|---|---|---|---|
薬学演習 | 演習 | 4年 | 通年 | 必修・1.5単位 | |
担当者(※は責任者) | |||||
※厚味厳一(病態生理学), 岡沙織(衛生化学), 安田誠(医薬品分析学), 薬学部教員 |
自立した学修習慣を身につけて主体的に学ぶことは、薬学部のカリキュラムを履修するためだけではなく、卒業後も必要です。本演習では、演習問題を利用した主体的な学びにより、4年目に入る薬学部での学びを振り返ります。
前期は、すでに学んだ科目の習得状況を演習問題によりチェックし、自己学修すべき項目を把握し、自ら対策を考えた上でその対策を実施します。
後期は、医療薬学の中で薬理・病態・薬物治療学の習得状況を演習問題によりチェックし、不足している部分を自己学修します。また、1~4年次の全ての科目を、問題演習を利用して主体的に振り返ります。
また、前期と後期を通してアクションシートや基礎力チェックシートを記入し、自分自身の学修状況を把握し、自己管理に基づいた学修習慣を身に付けることを目指します。
① 自己管理した上で主体的に学修することができる。
② 1~4年次の授業で触れられた知識の習得状況を知り、不足部分を各自で補い、総合的に整理することができる。
③ 実務実習を含めた5,6年次のカリキュラムで必要とされる真の学力を養成することを目指した学修方法と学修習慣が確立できる。
前期4回(1~4)は、指定された範囲から出題された問題を解くことで知識の習得状況を把握し、習得できていない理由を考えた上で、今後の学修計画を立てます。後期の3回(5~7)は、医療薬学の中で薬理・病態・薬物治療学の習得状況を問題を解くことで把握し、必要とする知識のうち、不十分な項目を主体的に学びます。6回(8~13)は、全般にわたる習熟度を問題演習により把握し、少なくとも8割の達成度を目指して、不足部分を集中的に補います。
回 | 項目 | 内容 | 担当 | コアカリ 番号 |
---|---|---|---|---|
1 | 物理系薬学と基本事項、薬の作用と体の変化、薬理・病態・薬物治療の振り返り | 物理系薬学と基本事項に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 薬理・病態・薬物治療に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
2 | 化学系薬学、薬理・病態・薬物治療の振り返り | 化学系薬学に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 薬理・病態・薬物治療に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
3 | 生物系薬学、薬物治療に役立つ情報、薬学臨床の振り返り | 生物系薬学に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 薬物治療に役立つ情報に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 薬学臨床に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 安田誠 岡沙織 | 該当分野のコアカリ項目 |
4 | 衛生薬学、薬学と社会、薬剤学の振り返り | 衛生薬学に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 薬学と社会に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 薬剤学に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
5 | 薬の作用と体の変化、薬理・病態・薬物治療の振り返り | 薬理・病態・薬物治療に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
6 | 薬理・病態・薬物治療の振り返り | 薬理・病態・薬物治療に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
7 | 薬理・病態・薬物治療の振り返り | 薬理・病態・薬物治療に関する内容の復習を中心に、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
8 | 物理分野、化学分野、生物分野の振り返り | 物理分野、化学分野、生物分野の全般にわたる振り返りを、自らの達成状況に応じて、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
9 | 医療薬学分野の振り返り | 医療薬学分野の全般にわたる振り返りを、自らの達成状況に応じて、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 安田誠 岡沙織 | 該当分野のコアカリ項目 |
10 | 基本事項、薬学と社会、衛生薬学、薬学臨床の振り返り | 基本事項、薬学と社会、衛生薬学、薬学臨床の全般にわたる振り返りを、自らの達成状況に応じて、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
11 | 物理分野、化学分野、生物分野の振り返り | 物理分野、化学分野、生物分野の全般にわたる振り返りを、自らの達成状況に応じて、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
12 | 医療薬学分野の振り返り | 医療薬学分野の全般にわたる振り返りを、自らの達成状況に応じて、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
13 | 基本事項、薬学と社会、衛生薬学、薬学臨床の振り返り | 基本事項、薬学と社会、衛生薬学、薬学臨床の全般にわたる振り返りを、自らの達成状況に応じて、自立した学びを行う(知識、技能、態度)。 | 薬学部教員 厚味厳一 岡沙織 安田誠 | 該当分野のコアカリ項目 |
定期試験 | 0% |
中間試験 | 0% |
小テスト | 0% |
レポート | 12% 演習課題に対するプロダクトについて、ルーブリック評価表に基づき、評価します。 |
その他 | 88% マネージメント状況(演習問題の回答状況、アクションシートや課題の提出、自己学修の取り組みなど)について、指導教員がルーブリック評価表に基づき、評価します。 正当な理由がなく休んではいけません。演習問題の正答率が低い場合は、不足分を補うための追加プログラムを行なわなければ、単位が認定されません。 アクションシートと基礎力チェックシートの一年を通した記入と定期的な教員への提出は、単位を認定するための必須事項です。 CBT体験受験は、知識の習得状況を客観的に把握できる貴重な機会です。必ず全員受験してください。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 1~4年次に用いた全ての教科書 | ||
参考書 | コアカリ重点ポイント集1~3 | 薬学ゼミナール | 薬学ゼミナール |
参考書 | コアカリマスター1~3 | 薬学ゼミナール | 薬学ゼミナール |
その他 | 1~4年次の講義で用いた教科書、配布された全ての講義プリント |
1 | 薬学を学ぶための基本となる事柄をしっかりと復習しましょう。本演習や正規のプログラムが行われていない午後の時間は、準備学修の時間でもあるので、アクションシートを用いて自己管理して過ごしましょう。特に後期の後半6回を実施する期間は実務実習に向けた準備学修のまとめ期間なので、全般にわたる振り返りを行い、自らの習熟状況に応じて、必要と考える準備学修を行いましょう。 |
2 | 事前学修:実施される演習問題の範囲を復習しておくこと。 事後学修:演習問題により把握した自己学修すべき項目について、教科書、プリント等を利用し、学んでおくこと。 |
3 | この講義は1.5単位ですので、予習・復習等の準備学修に必要な最低限の時間数は43.5時間であり、1回の講義あたり3.954時間となります。 |
1 | 本演習は、自己管理して過ごすことを第一義としますが、正当な理由がない欠席や遅刻、早退などは、原則として認めません。やむを得ない場合は、必ず事前に連絡してください。その後、届を提出し、指導教員と相談して不足分を補ってください。 |
2 | 前期4回(1~4)と後期の3回(5~7)は、提示された範囲の演習問題に解答することをきっかけとして、足りない部分を自己学修します。特に前期は、演習問題の実施とワークシートの記入が最低限必要です。 |
3 | 後期前半の3回の演習(5~7)は、医療薬学分野の中で薬理・病態・薬物治療の学修状況を把握するために行います。決められた範囲をあらかじめ学修した上で、臨みましょう。 |
4 | 後期後半の6回の演習(8〜13)は、配布された問題冊子を解き、自己の状況を把握した上で、必要とする知識で不十分な項目を主体的に学びます。 |
5 | 一年を通して、実習や本演習、医療コミュニケーション、薬学統合演習1などがない午後の時間の自己管理状況(勉強の姿勢、アクションシートへの記入など)は準備学修の状況を反映するため、成績評価に関係します。 |
6 | 課題の解答やワークシートの作成、またアクションシートや基礎力チェックシートの提出は、自己管理して学修した内容と態度を指導教員が評価するために必要です。必ず、行いましょう。 |
7 | 一部の課題に対して、解説書の配布等のフィードバックを行います。 |
8 | 演習問題の正答率が低い場合は、単位を取得するために追加プログラムを行う必要があります。 |
9 | この科目と学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)との関連について、カリキュラム・マップを参照して理解すること。 |
講義 | 1年 | すべての科目 |
2年 | すべての科目 | |
3年 | すべての科目 | |
4年 | すべての科目 | |
5年 | ||
演習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | 薬学統合演習1 | |
5年 | ||
実習 | 1年 | 薬学実習1(薬学実習入門)、薬学実習2(化学、生物) |
2年 | 薬学実習3(有機化学・分析化学)、薬学実習4(物理化学、生化学、薬剤学) | |
3年 | 薬学実習5(薬理学)、薬学実習6(衛生薬学)、薬学実習7(がん、感染症、代謝性疾患) | |
4年 | 薬学実習8(実務実習事前学習)、薬学実習9(実務実習事前学習)、薬学実習10(実務実習事前学習) | |
5年 | 薬学実務実習(病院・薬局) |