科目名 | 分類 | 学年 | 期 | 卒業認定との関連 | |
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衛生薬学特論(健康と環境) | 講義 | 4年 | 後期 | 必修・1単位 | |
担当者(※は責任者) | |||||
※荒田洋一郎(衛生化学), 鈴木俊英(毒性学), 山本秀樹(環境衛生学), 北加代子(毒性学), 岡沙織(衛生化学), 下山多映(環境衛生学) |
衛生薬学は、コアカリの「衛生薬学」に該当する分野で、栄養、食品衛生、化学物質の毒性、環境衛生、疾病とその予防に関する事柄などを学びます。当学部では、2年後期から4年前期にかけて開講される、栄養化学、エコサイエンス、衛生化学、保健衛生学、環境衛生学、毒性学などの講義で、衛生薬学の分野は、一通り学習することになっています。「衛生薬学特論」では、これまでの講義では時間等の関係で触れることができなかった項目を解説するほか、これまでに習った重要な項目の問題の意図を的確に把握し、その解決能力を高めます。
人々の健康増進と、健康にとってより良い環境の維持および公衆衛生の向上に貢献できるようになるために、現代社会における疾病とその予防、栄養と健康、化学物質などのヒトへの影響、適正な使用、および地球生態系や生活環境と健康との関わりにおける基本的知識を修得する。
プリントを使った講義
回 | 項目 | 内容 | 担当 | コアカリ 番号 |
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1 | 衛生薬学(健康) | 栄養素、栄養素の消化・吸収・代謝、エネルギー代謝、食品の栄養価、日本人の食事摂取基準について概説できる(知識) 特別用途食品と保健機能食品について説明できる(知識) | 岡沙織 | D1(3)①,D1(3)②6 |
2 | 衛生薬学(健康) | 炭水化物・タンパク質の変質、油脂の変敗機構、食品の保存、食品添加物、食品衛生に関する法的規制について概説できる(知識) 食中毒、化学物質による食品汚染について概説できる(知識) | 荒田洋一郎 | D1(3)②,③ |
3 | 衛生薬学(健康) | 保健統計、疫学、感染症について概説できる(知識) | 鈴木俊英 | D1(1)②,③,D1(2)② |
4 | 衛生薬学(環境) | 化学物質の代謝・代謝的活性化、化学物質による発がんについて概説できる(知識) | 北加代子 | D2(1)①1,D2(1)③ |
5 | 衛生薬学(環境) | 化学物質の毒性、化学物質による中毒と処置、薬毒物の分析について概説できる(知識) | 北加代子 | D2(1)①,D2(1)② |
6 | 衛生薬学(環境) | 地球環境と生態系、廃棄物について概説できる(知識) | 山本秀樹 | D2(1)④4,D2(2)①,D2(2)⑥ |
7 | 衛生薬学(環境) | 水環境について概説できる(知識) | 下山多映 | D2(2)③ |
8 | 衛生薬学(環境) | 大気環境、室内環境、環境保全と法的規制について概説できる(知識) | 山本秀樹 | D2(2)②,D2(2)④,D2(2)⑤ |
定期試験 | 100% マークシートによる客観試験。 |
中間試験 | 0% |
小テスト | 0% |
レポート | 0% |
その他 | 出席点は加味しませんが、受講態度が不良な場合には減点することがあります。 また、小テスト形式の問題の提出状況等を加点することがあります(その場合、講義担当者が講義中に説明します)。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 1年生から4年生までの関連する科目の教科書 | ||
参考書 | コアカリ重点ポイント集 | ||
その他 | プリント 持参するものがある場合、後日、掲示します。 |
1 | 問題演習が中心になります。 事前学修について ①講義日程表(掲示等で連絡します)を確認し、講義実施日に扱う内容について、2年後期〜4年前期に習った衛生薬学分野の各科目の中から該当する科目のシラバスを見直してその講義の流れを見返してください。 ②講義実施日に扱う内容について、2年後期〜4年前期に習った衛生薬学分野の各科目の中から該当する科目の講義ノート、プリント、教科書を可能な限り見直し、特に自分が苦手だった部分を再確認した上で復習しておいてください。 以上を各講義ごとに最低1時間半は行ってください(何日かに分けても構いません)。 |
2 | 事後学修について ①講義ノート、講義プリント、板書のメモを見直し、講義で扱った教科書の該当ページを再度読み直して理解を深めるとともに、講義中の疑問点を解決しておくこと。 ②講義で扱った練習問題を再度自分で解き直し、解答だけでなくなぜそのような解答になるかの過程も復習しておいてください。 以上を各講義ごとに最低2時間半は行ってください(何日かに分けても構いません)。 |
3 | この講義は1単位ですので、予習・復習等の準備学習に必要な最低限の時間数は29時間であり、1回の講義あたり3.625時間となります。 |
1 | プリントや参考書の問題を、できるだけたくさん解いておくことが大切です。 |
2 | 復習のときには、以前に使った教科書やノート、プリントも見直して参考にしましょう。 |
3 | 試験やレポート等に対し、解説等のフィードバックを行います。 |
4 | 講義によっては予習問題等、小テスト形式の問題を課す(紙またはiPad)ことがあります。その場合、別途掲示で指示します。 |
5 | この科目と学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)との関連について、カリキュラム・マップを参照して理解すること。 |
講義 | 1年 | |
2年 | 栄養化学、エコサイエンス | |
3年 | 衛生化学、毒性学、環境衛生学 | |
4年 | 保健衛生学 | |
5年 | ||
演習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | 薬学演習 | |
5年 | ||
実習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | 薬学実習6(衛生薬学) | |
4年 | ||
5年 |