科目名 | 分類 | 学年 | 期 | 卒業認定との関連 | |
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チーム医療論 | 講義 | 1年 | 前期 | 選択・1単位 | |
担当者(※は責任者) | |||||
※楯直子(生体分子化学), 村上勲(薬学実習推進研究センター), 中村英里(薬学実習推進研究センター), 安野伸浩(病院薬学), 渡邊清高(内科学講座), 関玲子(臨床検査学科), 上野公子(看護学科), 菱木清(診療放射線学科), 神田潤(救急医学講座), 生天目禎子(看護学科) |
医療の現場では様々な医療専門職が連携し、患者の状況に的確に対応した質の高い医療を提供するため、「チーム医療」が形成されている。多様な専門職が互いの専門領域の手法を尊重しつつ連携し、それぞれの専門スキルを発揮することによって、患者の生活の質の維持・向上、患者の人生観を尊重した療養の実現をサポートしている。
本講義では、異なる学科の学生同士が相互に課題に取り組み、相互への理解と尊重を促進することを目的とし、臨床現場における多職種連携・協働の意義について講義およびグループワーク、ディシカッションを通じ、学科を越えて志を同じにしながら学習する。
【到達目標】
チーム医療に関する知識や態度を習得し、将来、チーム医療の一員として各医療職の専門性を活かし、積極的に医療活動に参画できるようになることを目指す。
【個別目標】
①医療現場におけるチーム医療活動の実態を学ぶ。
②チーム医療における各専門医療職の役割について述べることができる。
③多職種連携・協働の重要性を説明できる。
講義、SGD、プレゼンテーション、グループ学習
回 | 項目 | 内容 | 担当 | コアカリ 番号 |
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1 | チーム医療の概説 帝京大学医学部附属病院の組織・機能 | 1)チーム医療について概説できる。 2)帝京大学医学部附属病院の組織・機能について説明できる。 | 楯直子 安野伸浩 | |
2 | 医療チームの実例を学ぶ(1) 救命救急チーム <グループで事前学習> | 医療チームの実例を学ぶ(1) 救命救急チーム <グループで事前学習> 1)救命救急チームの役割を説明できる。 2)チームを構成する医療職とその役割を説明できる。 3)提示された事例・課題についてグループ討論し、発表できる。 4)次回、医療チームにどのようなことを質問したいかをまとめることができる。 | 上野公子 楯直子 菱木清 村上勲 関玲子 生天目禎子 中村英里 | |
3 | 救命救急チームの医療活動 | 1)救命救急チームの医療活動を説明できる。 2)救命救急チーム内の医療職の役割について説明できる。 | 神田潤 | |
4 | 医療チームの実例を学ぶ(2) 腫瘍内科チーム <グループで事前学習> | 医療チームの実例を学ぶ(2) 腫瘍内科チーム <グループで事前学習> 1)腫瘍内科チームの役割を説明できる。 2)チームを構成する医療職とその役割を説明できる。 3)提示された事例・課題についてグループ討論し、発表できる。 4)次回、医療チームにどのようなことを質問したいかをまとめることができる。 | 上野公子 楯直子 菱木清 村上勲 関玲子 生天目禎子 中村英里 | |
5 | 腫瘍内科チームの医療活動 | 1)腫瘍内科チームの医療活動を説明できる。 2)腫瘍内科チーム内の医療職の役割について説明できる。 | 渡邊清高 | |
6 | 医療チームの実例を学ぶ(3) リウマチ医療チーム <グループで事前学習> | 医療チームの実例を学ぶ(3) リウマチ医療チーム <グループで事前学習> 1)リウマチ医療チームの役割について説明できる。 2)チームを構成する医療職とその役割を説明できる。 3)提示された事例・課題についてグループ討論し、発表できる。 4)次回、医療チームにどのようなことを質問したいかをまとめることができる。 | 上野公子 楯直子 菱木清 村上勲 関玲子 生天目禎子 中村英里 | |
7 | リウマチ医療チームの医療活動 | 1)リウマチ医療チームの医療活動を説明できる。 2)リウマチ医療チーム内の医療職の役割について説明できる。 | 安野伸浩 | |
8 | 習熟度の確認 | 上野公子 楯直子 菱木清 村上勲 関玲子 生天目禎子 中村英里 |
定期試験 | 最終コマで行う試験(レポート形式):60% |
中間試験 | |
小テスト | |
レポート | |
その他 | 授業内での課題(ワークシート作成):40% |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に指定しない | ||
参考書 | 「チーム医療を成功させる10か条-現場に学ぶチームメンバーの心得」 | 福原麻希 | 中山書店 |
1 | 【事前学修】 ・シラバスをもとにチーム医療や疾患について各自、事前に調べておく。 ・前回の授業内容をノートやワークシート等で見直しておく。 |
2 | 【事後学修】 ・グループ学習の振り返りや医療現場のチーム医療に関する講義内容を各自、まとめておく。 ・医学総合図書館などを活用して、チーム医療や疾患に関連する書籍などにも目を通しておくと学びが深まる。 |
3 | 【必要時間】 当該期間に29時間以上の予習・復習が必要。 |
1 | 【履修上の注意事項】 ①遅刻・欠席は減点の対象となります。②私語は講義の妨げになるので慎んで下さい。 |
2 | 【課題のフィードバックについて】 グループ学習においてはグループごとにワークシートを提出して頂きます。ワークシート等に対して、講義の中で解説等のフィードバックを行います。 |
3 | 【当該科目と学位授与方針との関連】 「チーム医療論」と学位授与方針との関連については,各学科のカリキュラムマップを参照してください。 |
講義 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 | ||
演習 | 1年 | ヒューマンコミュニケーション |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 | ||
実習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 |
学部・学科により開講学期が違う場合があります。時間割等で確認してください。