科目名分類学年卒業認定との関連
アカデミック・イングリッシュ講義1年前期選択・2単位
担当者(※は責任者)
※山村朋子(医療共通教育研究センター)

授業の概要

学術英語と一口に言っても、そこで必要とされるスキルは多岐にわたります。本講義ではその導入として、英語4技能(聞く、話す、読む、書く)のうちでも読む力(リーディング力)に特に注目し、それを聞く・話す・書くという他のスキルに応用するためのアプローチ、および批判的思考方法を学びます。まずはやさしい内容で効率よく読む技術や論文スキルの基礎力を磨き、将来大学院留学や研究者や専門家として世界で活躍したい学生に向けた内容です。

キーワード: 学術英語, TOEFL iBT®, IELTS, 大学院留学, 英語論文, クリティカル・シンキング/リーディング Critical thinking/reading, ロジカル・リーディング/ライティング/スピーキング Logical reading/writing/speaking
アカデミック・ライティング/プレゼンテーション Academic writing/presentation, スカラリー・コミュニケーション Scholarly communications

授業の到達目標

①論理的思考: 英語の情報構造、パラグラフの内部構造を理解し、学術英語のロジックに沿ったインプット/アウトプットができる。
②リーディング力: 長文を効率よく読むためのテクニックを有している。
③学習スキル: 学術分野でのサバイバルに必要な英語力の向上を続けるため、学びのスキルを説明できる。

授業形式

講義

授業計画

項目内容担当コアカリ
番号
1英語のスキル: Previewing 内容をさっと見て取ることができる4限: Unit 1, Reading 1: Cooper Pedy: Really Down Under
5限: Unit 1, Reading 1: An Early Brain Mapping
山村朋子
2英語のスキル: Pronoun References 代名詞の指すものを明らかすることができる4限: Unit 1, Reading 2: Understanding Philly's Basement
5限: Unit 1, Reading 1: Brain Mapping Today
山村朋子
3英語のスキル: Finding the main idea; Finding Details メインアイディアと具体例を見分けることができる4限: Unit 2, Reading 1: The Power of Branding
5限: Unit 2, Reading 1: What Time Is It?
山村朋子
4英語のスキル: Scanning for details スキャニング=情報のありかを探すことができる4限: Unit 3, Reading 1: Looking for Bad Guys at the Big Game
5限: Unit 2, Reading 2: Time Zones
山村朋子
5英語のスキル: Identifying definitions 用語の定義を特定することができる4限: Unit 3, Reading 2: ID Fraud
5限: Unit 3, Reading 1: Harmful and Helpful Bacteria
山村朋子
6英語のスキル: Outlining 話の概要を説明することができる4限: Unit 4, Reading 2: Fame in a Foreign Language
5限: Unit 3, Reading 2: Fighting Bacteria
山村朋子
7英語のスキル: Reading charts and graphs 表やグラフを読むことができる4限: Unit 5, Reading 1: The Weather Goes to Court
5限: Unit 4, Reading 1: Changing a Traditional Way of Life
山村朋子
8英語のスキル: Summarizing 話を要約することができる4限: Unit 6, Reading 1: Fat for Brains
5限: Unit 5, Reading 1: Skyscrapers
山村朋子
9英語のスキル: Identifying Time Signals 時間の目印を見つけることができる4限: Unit 6, Reading 2: The Minnesota Starvation Experiment
5限: Unit 6, Reading 1: Food Traditions
山村朋子
10英語のスキル: Making inferences 書かれた事柄から推測することができる4限: Unit 7, Reading 1: Pieces of a Puzzle
5限: Unit 7, Reading 1: Bar Codes
山村朋子
11英語のスキル: Identifying steps in a sequence 一連の出来事の順序を追うことができる4限: Unit 8, Reading 1: Judging Roommates by Their Facebook Covers
5限: Unit 7, Reading 2: 2-D Bar Codes
山村朋子
12英語のスキル: Using a dictionary 辞書を有効に使うことができる4限: Unit 9, Reading 2: Playing with the Pixels
5限: Unit 8, Reading 1: Museum Theft
山村朋子
13英語のスキル: Identifying contrast signals 対比表現の目印を見つけることができる4限: Unit 10, Reading 1: Attack of the Fire Ants
5限: Unit 9, Reading 1: Hydroponics
山村朋子
14英語のスキル: Recording Processes with Flow Charts フローチャートで過程(プロセス)を示すことができる4限: Unit 10, Reading 2: You Wouldn't Know It If It Bit You
5限: Unit 10, Reading 1: Sun, Wind, and Water
山村朋子
15講義の振り返りと習熟度確認山村朋子

成績評価の方法および基準

定期試験期末試験(50%)
中間試験
小テスト小テスト(25%)
レポート
その他講義中に行うディスカッションへの参加・貢献(25%)

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書注意! 4限と5限で使用する教科書が異なります
4限: Inside Reading Second Edition Level 2.
Laurence J. Zwier. Oxford University Press, 2012. ISBN: 978-0-19-441628-3
教科書5限: Inside Reading Second Edition Introductory.Arline Burgmeier. Oxford University Press, 2012. ISBN: 978-0-19-441626-9
参考書なし
その他辞書を持参すること。英英、英和などの種類やオンライン、電子、紙などのフォーマットは問わないが、単語の意味だけでなく、用法がわかるものが望ましい。例として、アンカーコズミカ英和辞典 (学習研究社) を挙げる。

事前事後学修の内容およびそれに必要な時間

1【事前学修】LMS にて共有される資料や音声を用いて次回の授業内容を予習し、疑問点を明らかにしておくこと。
【事後学修】授業中の疑問点をまとめ、教科書等を利用し、次回授業までに解決しておくこと。
【必要時間】当該期間に30時間以上の予復習が必要。

その他の注意事項

1試験やレポート等に対し、講義の中での解説等のフィードバックを行う。
この科目と学位授与方針との関連をカリキュラムマップを参照し理解すること。

主な関連科目

講義1年
2年
3年
4年
5年
演習1年
2年
3年
4年
5年
実習1年
2年
3年
4年
5年

メモ

学部・学科により開講学期が違う場合があります。時間割等で確認してください。