科目名 | 分類 | 学年 | 期 | 卒業認定との関連 | |
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音楽 | 講義 | 1年 | 後期 | 選択・2単位 | |
担当者(※は責任者) | |||||
※小出英樹(帝京平成大学) |
小・中・高校の「音楽」の授業と異なり、ここでは歌うことも楽器を演奏することもありません。「音楽学」とは音楽に関する学問的な研究のことで、主に「音楽史」と「音楽の聴き方」を学びます。バッハから現代音楽、ジャズやロック、ミュージカル、Jポップから民族音楽、伝統芸能まで、現在の私たちを取り巻く音楽の裾野は非常に広がっています。講義では日本と西洋、それぞれの分野や時代を代表する傑作を扱い、それらを分析し、魅力や特色、他の音楽への影響などを音や楽譜、映像等の資料を活用しながら論じます。 また、比較的触れる機会の少ない邦楽に関しては、一定期間内に一度何らかの有料公演に出掛けていただき、レポートを提出していただきます。ただし、新型コロナウィルスの感染拡大状況によってはレポートの方法、内容の変更もあります。
①西洋音楽の歴史と時代区分ごとの代表的な作品と特徴について説明できる。
②日本音楽の古典芸能と現代の代表的な邦人作品についての知識を有している。
③世界の民族音楽や日本の伝承音楽、現代のポップスの知識を有している。
講義、公演見学
回 | 項目 | 内容 | 担当 | コアカリ 番号 |
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1 | 音楽とは? | 哲学的な考察と最も身近な音楽である伝承音楽 ~ 日本の伝承音楽の重要事項に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
2 | 民族音楽とポップス | 民族音楽からジャズ、ロック、ポップスに至る歴史・系統と代表的な楽曲に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
3 | 中世、ルネッサンス | この時代を代表する作曲家と作品に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
4 | 雅楽 | 雅楽の歴史、変遷、楽器、代表作に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
5 | バロックの音楽 | 代表する作曲家と声楽、器楽の代表作。それぞれに関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
6 | 前古典派、古典派 | 様式とそれぞれの代表作に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
7 | ロマン主義 | それぞれの代表作に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
8 | 能と狂言 | 歴史とそれぞれの代表作に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
9 | ロマン主義の諸相 | それぞれの時代の重要人物と代表作に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
10 | 歌舞伎 | 歴史、様式、楽器と代表作に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
11 | 20世紀(1) | 第2次世界大戦までの重要作品に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
12 | 20世紀(2) | 第2次世界大戦以降の重要作品に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
13 | 日本の現代音楽(1) | 東京オリンピック以前の重要作品に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
14 | 日本の現代音楽(2) | 東京オリンピック以降の重要作品に関する知識を有している。 | 小出英樹 | |
15 | 民族音楽 | 世界の民族音楽とワールドミュージックに関するする知識を有している。 講義の後に、筆記試験を行う。 | 小出英樹 |
定期試験 | |
中間試験 | |
小テスト | |
レポート | |
その他 | 授業の到達目標:①②③いづれも筆記試験で評価する。①=50%、②=40%、③=10% ①~③について筆記試験を(100%)で評価し、提出されたレポートを30点を上限として加算する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 決定版・はじめての音楽史(古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで) | 久保田慶一ほか | 音楽之友社、2017 |
参考書 | 音楽の聴き方(聴く型と趣味を語る言葉) | 岡田暁生著 | 中公新書・2009 |
参考書 | 音楽の基礎 | 芥川也寸志著 | 岩波新書・1971 |
参考書 | 日本音楽との出会い(日本音楽の歴史と理論) | 月溪恒子著 | 東京堂出版・2010 |
1 | 【事前学修】 教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。 次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 【事後学修】 授業中の疑問点をまとめ、教科書等を利用し、次回授業までに解決しておくこと。 【必要時間】 当該期間に30時間以上の予復習が必要。 |
1 | 邦楽の公演を一定期間内に一度体験して、レポートを提出。これを点数化して試験の点数に加算します。 詳細は最初の講義の際に伝えます。試験は筆記試験です。 講義の中で解説等のフィードバックを行います。 この科目と学位授与方針との関連をカリキュラムマップを参照し理解すること。 |
講義 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 | ||
演習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 | ||
実習 | 1年 | |
2年 | ||
3年 | ||
4年 | ||
5年 |