Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:  
比較地域学方法論 II 筒井  裕
選択  2単位
【日本史・文化財学専攻】 18-1-1340-3834-012

1. 授業の概要(ねらい)

 地理学は、人口・農業・文化などの特定の研究テーマに焦点をあてて研究を行う「系統地理学」と、様々な視点を結び付けて特定の地域の個性を浮き彫りにする「地誌学」のふたつの分野からなります。この講義では、「地誌学」の研究方法と視点について紹介をしていきます。また、国内外の地誌に関する専門的な事項についても説明を行います。ここで「地誌学」を学ぶことで、みなさんは特定の地域を様々な視点(たとえば、文化・経済・人口・農業……など)でとらえ、その地域がどのような個性をもつかについて述べることができるようになります。さらに複数の地域に関して学ぶことにより、地域間を比較する能力も培うことができます。

2.
授業の到達目標

 ①地誌学の研究方法と視点を理解し、これらについて説明できる。
 ②世界や日本の地誌に関する専門的な知識を身につけ、これをふまえて特定の地域の特徴について説明できる。また地域間を比較し、これらの共通点・相違点を指摘できる。

3.
成績評価の方法および基準

 レポートの内容(50%)と試験の結果(50%)をもとに成績を評価します。

4.
教科書・参考書

 ・テキスト:特に指定しません。
 ・参考文献:矢ケ崎典隆・加賀美雅弘・古田悦造編『地誌学概論』朝倉書店、2012年。
  ※上記以外に、随時紹介していきます。

5.
準備学修の内容

 ・講義の前後に、参考文献などで予習・復習を必ずして下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 ・講義内容に関連した書籍を積極的に読むことを望みます。
  ※受講者の人数に応じて、講義形式・内容を変更する場合があります。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス、受講上の諸注意
【第2回】
 地誌学とは何か? 地誌学の研究の方法と視点
【第3回】
 地誌学の視点① 身近な地域の地誌(1)関東地方
【第4回】
 地誌学の視点① 身近な地域の地誌(2)多摩地域
【第5回】
 地誌学の視点② 地域の形成と歴史的変化
【第6回】
 地誌学の視点③ 現代世界の地域構造
【第7回】
 地誌学の視点③ グローバル化と日本
【第8回】
 地誌学の視点④ テーマ重視地誌(中国の農業)
【第9回】
 地誌学の視点④ テーマ重視地誌(インドの近代化)
【第10回】
 地誌学の視点④ テーマ重視地誌(オーストラリアの自然と人間)
【第11回】
 地誌学の視点⑤ 網羅累積地誌(アメリカ合衆国の「多様性」と「統一性」)
【第12回】
 地誌学の視点⑥ 広域動態地誌(「外部世界」と東南アジア)
【第13回】
 地誌学の視点⑥ 広域動態地誌(中東の宗教文化)
【第14回】
 地誌学の視点⑥ 広域動態地誌(ヨーロッパにおける国家・地域間の関係)
【第15回】
 まとめと試験