Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:  
アメリカ地域比較史研究 石川 敬史
選択  2単位
【日本史・文化財学専攻】 18-1-1340-4649-014

1. 授業の概要(ねらい)

 大学院修士課程以上の研究を行うためには、自分が専攻する地域とさらにもう一つの専門分野についての知見が必要である。比較する視座を持たずに専門性を論じることはできない。この授業では、環大西洋史研究における新進気鋭の研究者の著作を講読し、イギリス領北アメリカ植民地が、大西洋世界の中で生成し、独立し、さらには国家の創設に至る過程を検討する。テキストの講読を通して、歴史文献、法律文書の調べ方を学ぶ。

2.
授業の到達目標

 環大西洋史という視座を獲得する。
 学術論文作成に必要な素養を習得する。

3.
成績評価の方法および基準

 授業への参加姿勢、特に発言の活発さへの評価50%
 報告レジュメへの評価50%

4.
教科書・参考書

 イリジャ・H・グールド(森丈夫監訳)『アメリカ帝国の胎動―ヨーロッパ国際秩序とアメリカ独立』(彩流社、2016年)

5.
準備学修の内容

 受講者は授業で検討する文献の箇所を事前に熟読し、自分のコメントを用意しておく。
 受講者は、必ず複数回報告者を担当する。報告者となった場合は、報告レジュメを用意する。

6.
その他履修上の注意事項

 受講者の主体的な参加姿勢がなければ成立しない授業なので、自分自身が授業を作り上げるつもりで出席していただきたい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス
 テキストについての解説と、授業の運営方針を説明する。報告担当の割振りを決める。
【第2回】
 第一章「ヨーロッパの辺境」講読(1)
 報告者による報告と内容検討
【第3回】
 第一章「ヨーロッパの辺境」講読(2)
 報告者による報告と内容検討
【第4回】
 第二章「奴隷制の法」講読(1)
 報告者による報告と内容検討
【第5回】
 第二章「奴隷制の法」講読(2)
 報告者による報告と内容検討
【第6回】
 第三章「パックス・ブリタニカ」講読(1)
 報告者による報告と内容検討
【第7回】
 第三章「パックス・ブリタニカ」講読(2)
 報告者による報告と内容検討
【第8回】
 第四章「独立」講読(1)
 報告者による報告と内容検討
【第9回】
 第四章「独立」講読(2)
 報告者による報告と内容検討
【第10回】
 第五章「奴隷所有共和国」講読(1)
 報告者による報告と内容検討
【第11回】
 第五章「奴隷所有共和国」講読(2)
 報告者による報告と内容検討
【第12回】
 第六章「新世界と旧世界」講読(1)
 報告者による報告と内容検討
【第13回】
 第六章「新世界と旧世界」講読(2)
 報告者による報告と内容検討
【第14回】
 エピローグ「モンロー氏の平和」
 報告者による報告と内容検討
【第15回】
 総括討論