Internal Medicine 2
TeachersFUKUO KONDO
Grade, SemesterYear 3 2nd semest []
CategoryMajor Core Courses
Elective, CreditsRequisites 2credit
 Syllabus Number7B229
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Course Description

(1) 内科領域の代表的疾患について、病因・病態、症状、検査所見、治療法・予後を系統的に講義します。
(2) 骨折の病態に影響を与えるような疾患(骨粗鬆症や白血病を含む悪性腫瘍など)については、柔道整復師にとって重要なので、しっかり学習しましょう。
(3)4年次柔道整復師国家試験にむけ過去の内科学の10年分の問題はすべて回答できるようにしましょう。
ディプロマポリシーに沿って柔道せい復学の関連領域における基本的科学的知識を獲得し、将来国民の健康に貢献する高い意欲をもって臨んでください。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は医師として医療の実務に携わり、授業では医療現場での実例や実体験の課題などを題材とした講義を行います。

Course Objectives

1.代表的な内科的疾患を、主要臓器別に列挙できる様にしましょう。
2.これら内科的疾患の病態生理、診断、治療方法を説明することができる様にしましょう。
3.現代医療における主要な課題について説明できる様にしましょう。
4.すでに履修した国家試験内容に沿った出題形式や問題内容を理解し正解を導く事ができるようにしましょう。

Grading Policy

定期試験(80%)および前回の講義内容の小テストを舞授業ごとに行い(20%)その結果により評価します。
小テストの正解を毎回提示解説します。

Textbook and Reference

KindTitleAuthorPublisher
Textbook(1) 全国柔道整復学校協会監修、奈良信夫・吉澤靖之・椎名晋一著“一般臨床医学(改訂第3版)“(医歯薬出版)(2) パワーポイントを用いて解説し、適宜講義資料を配布します。
(3) 世界的に有名な医学テキスト(The Merck Manual)の日本語訳が無料で閲覧できます:http://merckmanual.jp/mmpej/index.htmlX線画像等も無料で見ることができますので、ぜひ利用して下さい。
References

Requirements(Assignments)

(1)解剖学、生理学、病理学の理解が本科目習得の前提になります。関連する既習事項の知識を事前に確認しておいて下さい。
(2) 復習が重要です。ノートは講義、スライドを書き写すのではなく、自分の言葉で噛みこなして記載しましょう。その上で復習は、ノートを整理し直しながら、テキストを確認して下さい。
(3)予習:講義の範囲の教科書を用いて1.5時間程度の予習を行って下さい。
(4)復習:小テストにおいて不正解や授業内容に疑問、理解不足な点につき教科書を用いて1.5時間程度調べましょう。

Note

単純な骨折と思っていたら、背景に重大な悪性腫瘍が存在していた、という様な事態は、現場では決して稀なことではありません。将来の医療従事者として、緊張感を持って講義に臨まれることを期待します。
授業の内容は、状況に応じて変更する場合があります。

Schedule

1代謝・栄養疾患(糖尿病)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p156-172までを予習しましょう。
2代謝・栄養疾患(高脂質血症・痛風)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p156-172までを予習しましょう。
3内分泌疾患(間脳・下垂体)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p172-179までを予習しましょう。
4内分泌疾患(甲状腺・副甲状腺・副腎・褐色細胞腫)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p179-185までを予習しましょう。
5血液・造血器疾患(総論・赤血球疾患)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p185-191までを予習しましょう。
6血液・造血器疾患(白血球疾患・リンパ系疾患・出血性素因・血漿蛋白異常症)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p191-197までを予習しましょう。
7腎不全・腎疾患(糸球体疾患)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p198-209までを予習しましょう。
8腎・尿路疾患(間質の疾患・尿路感染症・遺伝性腎疾患・全身疾患に伴う腎障害・泌尿器科的疾患)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p210-220までを予習しましょう。
9神経疾患(主要徴候・脳血管障害・腫瘍)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p220-231までを予習しましょう。
10神経疾患(感染症・機能性疾患・変性、炎症性、免疫性疾患・筋疾患)の病因・病態、診断・治療について学びます。教科書p231-237までを予習しましょう。
11感染症(総論・呼吸器、腸管感染症)の病因・病態・診断・治療について学びます教科書p236-245までを予習しましょう。
12感染症(中枢神経・皮膚・整形外科的・性・ウイルス)の病因・病態・診断・治療について学びます。教科書p245-251までを予習しましょう。
13リウマチ性疾患・(関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・強皮症)の病因・ 病態、診断・治療について学びます。教科書p251-257までを予習しましょう。
14リウマチ性疾患(多発性筋炎・シェーグレン症候群ベーチェット病・多発性筋痛症・リウマチ熱)・アレルギー性疾患・・環境要因による疾患の病因・ 病態、診断・治療について学びます。教科書p257-264までを予習しましょう。
15まとめ・試験