Teachers | KOGANEZAWA,Takaaki | |
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Grade, Semester | Year 2 1st semest [Department of Regional Economics, Faculty of Economics] | |
Category | Major Course: Regional Economics | |
Elective, Credits | Elective 2credit | |
Syllabus Number | 8D209 |
地域文化調査法:世界遺産などを事例にして。地域の環境、歴史、生活、文化を調査して、地域文化を理解する方法を学びます。
特に世界遺産『日光』の歴史的背景を知り、これからの世界遺産『日光』の持続可能な維持発展を進める課題について考察します。
地域の文化を構成する環境、生活・社会、歴史的蓄積の相互関係を、具体的な地域を事例(日光)に理解する力を
育みます。地域文化を知るための方法、地域文化を観察する方法、これからの保全の方法、地域社会・地域経済の活性化の方法を理解し、持続可能な社会を作るための知恵を身につけます(ESDやSDGsを理解します)。
ワークシート、作業課題で40%、地域レポート・発表で30%、試験で30%の構成で評価します。出席率3分の2以上で発表資格とします。
Kind | Title | Author | Publisher |
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Textbook | 授業中に参考文献を指示します。 講義で使用する講読テキストとしては、イザベラバード『完訳・日本奥地紀行』東洋文庫を使用します。 | ||
References | 日光で発行している観光パンフレットを使用します。 |
日光について関心を持ちましょう。
1 | ガイダンス①地域文化調査法(日光学入門=世界遺産)の講義構成を説明します。②地域文化を持続可能にする意味について議論します。③ESD,SDGsについて議論します。 |
2 | Ⅰ-1地域文化とは何かと地域文化を持続可能なものにしていくのかを具体的な事例を取り上げながら考えます。世界遺産地域(平泉、日光)ユネスコエコパーク(只見町)、世界農業遺産(大崎市)を事例にします。平泉の世界遺産と只見町のエコパークを事例に地域文化の特徴と地域文化を持を考えます。 |
3 | Ⅰ-2大崎市の世界農業遺産を事例に地域文化の特徴と地域文化を持続可能にしていく方法を考えます。 |
4 | Ⅱ日光学入門:地域文化の形成・特徴と地域文化を持続可能にする方法 1日光の地域文化はどのようにに作られ、支えられたのか?(視聴覚教材) |
5 | 2山岳信仰拠点から日光東照宮の時代 ①日光の山岳信仰の始まりを考えます。 |
6 | ②東照宮の建造と徳川幕府の支配システムを考えます。なぜ徳川家康の墓所を日光に置いたのか? 東照宮を建造する交通システムとしての河川交通とは? |
7 | ③東照宮社参を支える人の移動を考えます。例幣使街道、日光街道、各藩の詣、庶民の詣などを支える交通と経済システム(街道を支える宿場町、助郷制度など) |
8 | 3明治以降の日光(衰退からの復興) ①明治維新でなぜ日光は破壊されなかったのか? |
9 | ②日光を国際観光拠点に転換した外国人。 (ヘボン、アーネスト佐藤、イザベラバード・・・) |
10 | ③日光を国際観光拠点に転換した外国人と日本人 (金谷ホテル誕生・・) |
11 | 4第二次大戦後から現在(世界遺産)の日光 ①交通の整備と団体旅行(会社・学校)の観光地 |
12 | ②世界遺産としての観光地・日光の特徴と課題 |
13 | ③日光の自然環境の保全~観光地と獣害(サルと鹿の被害)ゲストテーチャー |
14 | ➃世界遺産日光の地域文化を持続可能にしていくための方法。 |
15 | 試験 |