Regional GeographyⅡ
TeachersARAI, Yoshio
Grade, SemesterYear 2 2nd semest [Department of Regional Economics, Faculty of Economics]
CategorySpecial Subjects
Elective, CreditsElective 2credit
 Syllabus Number8D202
No localized syllabus found / Showing original

Course Description

この授業では、中学社会科における地誌教育の主体となる、日本各地域の自然環境・人口・産業・都市・歴史・社会などの特徴を具体的に学習します。地誌学習では、一方的な講義を聴くだけでは、その内容がなかなか身につきませんので、ここでは演習の形式をとります。後期では東日本各地を取り上げ、それぞれの地域について、基本となる教科書の講読・ディスカッションを行ったあと、各自が選んだ各府県や都市について、基本的な地理的条件、歴史、社会や産業の特徴、抱えている課題などを、自分で調べて報告してもらい、それを元にディスカッションします。この授業では、DP3の能力を身につけることを目指します。

Course Objectives

学生は、日本の地誌を構成するさまざまな地域についてのさまざまな情報を集め、それを整理・分析して、他人に確実に伝え、それを元にディスカッションして、地域の現状や課題を的確に理解し、問題の解決を目指す能力を身につけます。

Grading Policy

試験(40%)および授業での発表資料、口頭報告やディスカッションの内容・
活発さなど(計30%)、およびレポート(30%)を総合して評価します。各発表やディスカッションの発言に対するコメントがフィードバックになります。

Textbook and Reference

KindTitleAuthorPublisher
Textbook『日本をまなぶ 東日本編』上野和彦・本木弘悌・立川和平編古今書店、2017年、ISBN978-4-7722-5301-7
References各出版社発行の中学・高校用地図帳

Requirements(Assignments)

教科書の講読では、事前に関連する文献や記事等の情報を集めて、発表の内容を充実することが求められます。発表者以外にも、事前に教科書の当該部分に目を通して、内容のメモを作っておくことが求められます。各自が選んだ地域についての発表では、地域の状況などについて、文献や記事等の情報を集めてレジュメにまとめるなどの準備が必要です。インターネットからの情報収集も有効です。担当する報告のためのレジュメ等の準備には少なくとも6時間以上、それ以外の回でも事前に基本的知識のメモを作成しておくために1時間半程度の準備を必要とします。

Note

指定された回数以上の報告を行い、ディスカッションに積極的に参加することが求められます。具体的な進め方は、第1回目の授業で相談します。

Schedule

1オリエンテーション(本授業の進め方)
2東日本の概要紹介と発表スケジュール調整
3『日本をまなぶ 東日本編』第1章「中部地方」前半
4『日本をまなぶ 東日本編』第1章「中部地方」後半
5『日本をまなぶ 東日本編』第2章「関東地方」前半
6『日本をまなぶ 東日本編』第2章「関東地方」後半
7『日本をまなぶ 東日本編』第3章「東北地方」前半
8『日本をまなぶ 東日本編』第3章「東北地方」後半
9『日本をまなぶ 東日本編』第4章「北海道地方」
10中間まとめ
11各自が選んだ中部の地域についての報告
12各自が選んだ関東の地域についての報告
13各自が選んだ東北の地域についての報告
14各自が選んだ北海道の地域についての報告
15まとめ・総括