Course Description

　柔道整復師は医療施設、介護施設において高齢者と接する機会が多く、その身体的特徴として筋骨格系、持病、精神的機能等を充分に理解する必要がある。これら知識を生かし高齢者が転倒などにより陥りやすい外傷（骨折、脱臼、軟部組織損傷）を再確認し防止対策を考える。また、介護を必要とする高齢者の身体機能の低下、認知機能の低下を理解し、その予防と対応を学びます。授業では、ペアワークにを実施し第11～14回授業では介護予防エクササイズを実際に体験し実習します。この授業はDP4に相当し、これまでに学んだ知識を総合的に生かした内容となります。

Course Objectives

　高齢者の身体的特徴である、筋骨格系、持病、精神的機能を理解し説明できる。高齢者が陥りやすい外傷（骨折、脱臼、軟部組織損傷）を理解しその予防対策（転倒予防）を指導、実施できる。介護認定を理解し介護度による要介護者の身体的特徴を理解し、介護予防対策を指導、実施できる。

Grading Policy

　期末試験９０％、授業評価１０％により評価します。期末試験に向けまとめ資料の配布、演習問題を行いその解説を行います。授業評価としては、出席状況、授業への取り組み状況を評価します。最後の授業にて全体に関するフィードバックを行います。

Textbook and Reference

Requirements(Assignments)

　高齢者の身体的特徴を把握するため、指定した教科書を授業回の題目に合わせて予備学習を行ってもらいます。また、柔道整復理論に基づいた外傷の知識を再確認しますので、１～２年次の学習内容を復習して挑んもらいます。

Note

Schedule