Soft Tissue Injuries 1
TeachersTAGUCHI, Daisuke
Grade, SemesterYear 3 1st semest []
CategorySpecial Core Courses
Elective, CreditsRequisites 1credit
 Syllabus Number7C305
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Course Description

上肢の軟部組織損傷は、スポーツ現場で遭遇する傷害が多く柔道整復師の業務における主要な疾患です。
その疾患の基礎理論を知ることで、疾患に対する治療法の適応の可否の判断や整復法・固定法などの判断が可能になります。また、疾患を理解するためには運動器(関節や筋肉の構造や機能を正しく理解する必要があることから上肢関節の機能解剖学を学びます。関節の構造(関節構成組織)と機能(関節包内運動など)を理解することで正しく安全な柔道整復学に基づいた基本的治療を行なえる能力を習得します。
この授業ではDP2,3に関する知識、技法、態度を修得します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は接骨院を経営しております。経営する接骨院での実務経験をもとにそこでの活動を交えて講義や実習を展開していきます。

Course Objectives

上肢の軟部組織損傷の概要、分類、発生機序、症状、合併症、予後、後療法を学び、それらから導き出される柔道整復術の基本的治療法の施術理論を理解することを目標とします。

Grading Policy

定期試験の結果を評価します。(90%)
小テストと授業において積極性な発言や態度を評価します。(10%)

Textbook and Reference

KindTitleAuthorPublisher
Textbook【教科書】
  ・「柔道整復学 理論編」 全国柔道整復学校協会・教科書委員会編・南江堂
  ・「カラー写真で学ぶ 骨・関節の機能解剖」医歯薬出版
  ・「柔道整復外傷学ハンドブック上肢」医道の日本
【参考書】
  ・「柔道整復師国家試験実践マスター柔道整復理論」医歯薬出版

※このほか,自作の配布プリントを使用します。
References

Requirements(Assignments)

※ 各回の授業内容に沿って講義を構成しますが、時間(時限)の配分は適宜調整しながら進めます。

Note

Schedule

1肩の軟部組織損傷①
肩の軟部組織損傷の外傷・スポーツ傷害について学びます。
2肩の軟部組織損傷②
肩の軟部組織損傷のスポーツ傷害について学びます。
3肩の軟部組織損傷③
肩の軟部組織損傷の肩部の絞扼性神経障害について学びます。
4肘部の軟部組織損傷④
肘部の軟部組織損傷の外傷・スポーツ傷害について学びます。
5肘部の軟部組織損傷④
肘部の軟部組織損傷のスポーツ傷害について学びます。
6肘部の軟部組織損傷④
肘部の軟部組織損傷のその他の肘疾患について学びます。
7手関節部の機能解剖
手関節部の外傷(脱臼、関節障害)を習得するうえで必要な肘部の機能解剖学を学びます。
8手関節部の軟部組織損傷①
手関節部の軟部組織損傷の外傷について学びます。
9手関節部の軟部組織損傷②
手関節部の末梢神経障害について学びます。
10手関節部の軟部組織損傷③
手関節部の軟部組織損傷のその他の手関節疾患について学びます。
11手指部の機能解剖
手指部の外傷(脱臼、関節障害)を習得するうえで必要な肘部の機能解剖学を学びます。
12手指部の軟部組織損傷①
手指部の軟部組織損傷の母指の外傷について学びます。
13手指部の軟部組織損傷②
手指部の軟部組織損傷の手指の外傷について学びます。
14手指部の軟部組織損傷③
手指部の軟部組織損傷の手指の変形について学びます。
15試験と試験のフィードバック
※ 上記の内容を中心に構成しますが時間(時限)の配分は適宜調整しながら進めます。