Treatment for Bone Injuries: Practice 2
TeachersNIRENGI TAKUMI
Grade, SemesterYear 3 1st semest []
CategorySpecial Core Courses
Elective, CreditsRequisites 2credit
 Syllabus Number7C403
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Course Description

下肢の骨折は発生頻度は低い外傷ですが、スポーツ現場の救護などで遭遇することがあります。また、比較的に強い外力により発生することから適切な応急処置や施術が必要になります。この授業では下肢に発生する骨折(骨盤骨、大腿骨、膝蓋骨、下腿骨、足根骨、中足骨、足指の骨)についての発生機序や検査法、鑑別疾患、整復法、固定法、後療法を理論を理解した上で、柔道整復学に基づいた根拠のある実技を中心に学習します。
この授業ではDP2,3,4に関する知識、技法、態度を修得する。

Course Objectives

 本授業の目標は、これまでに学んだ下肢の骨折についての知識を用いて、実際に実習を通じて各外傷に対する整復法や固定法、後療法などの技術を習得することです。また、実習は4~5人のグループに分かれて行ないますので、臨床現場での施術に必要な術者や助手の役割分担を学び、チームとして施術が出来るようになることを目的とします。

Grading Policy

定期試験の結果を評価します。(90%)
また小テストと授業において積極性な発言や態度を評価します。(10%)

Textbook and Reference

KindTitleAuthorPublisher
Textbook教科書
・「柔道整復学 理論編」 全国柔道整復学校協会・教科書委員会編・南江堂
・「柔道整復学 実技編」 全国柔道整復学校協会・教科書委員会編・南江堂

講義ではLMSを用います。
References

Requirements(Assignments)

実習形式の授業のため,白衣は必ず着用してください。
実習には医療人としてふさわしい服装と下記の通り節度ある態度で受講してください。
・携帯電話の使用は厳禁
・アクセサリー等の装着は厳禁
・時間厳守(交通機関の遅延等は除く)
特に実技試験予定日の本人の責での遅刻は認めませんので注意してください。やむ得ず遅刻や欠席する場合は必ず速やかに担当教員まで連絡してください。


※ 各回の授業内容に沿って講義を構成しますが、時間(時限)の配分は適宜調整しながら進めます。

Note

Schedule

1オリエンテーション・概論
授業の目的と到達目標、授業の進め方について説明し、シラバスの内容や評価方法の確認を行う。また、下肢に発生する骨折を理解するために必要な内容について概説します。
2骨盤骨折
骨盤骨に発生する骨折について、原因筋の走行や運動時の作用についてを学びます。また、様々な部位で発生する骨折の評価法、固定法を学びます。
3大腿骨頸部骨折
大腿骨頸部骨折について、分類や、発生機序などが学習し、また、応急処置の方法や予防法について学びます。
4大腿骨頸部骨折
大腿骨頸部骨折について、整復法、固定法、後療法等を学びます。
5大腿骨骨幹部骨折
大腿骨骨幹部骨折について、骨折線の分類から転位にかかわる筋を理解し、整復法、固定法を学びます。
6膝蓋骨骨折
膝蓋骨骨折について、骨折の分類や発生機序を理解し、整復法、固定法、後療法等を学びます。
7下腿骨骨幹部骨折①
下腿骨骨幹部骨折について、定型的骨折の発生機序や合併症を理解し、応急処置の方法や搬送方法等を学びます。
8下腿骨骨幹部骨折②
下腿骨骨幹部骨折の転位を理解したうえで、整復法、固定法を学びます。
9下腿骨果部骨折①
下腿骨果部骨折について、発生機序や骨折の分類を理解し、整復法を学びます。
10下腿骨果部骨折①
下腿骨果部骨折に対する固定法、後療法等を学びます。
11足根骨骨折ー踵骨・距骨ー
足根骨骨折(踵骨・距骨)の発生機序や後遺症を理解し、整復法、固定法を学びます。
12足根骨骨折ーその他ー
足根骨骨折の発生機序を理解し、整復法や固定法、後療法を学びます。
13中足骨骨折・足趾骨骨折
中足骨骨折・足趾骨骨折の発生機序を理解し、整復法、固定法、後療法等を学びます。
14試験と試験のフィードバック
実技試験の解説を行い、下肢骨折を想定した総合的な実技を行います。
15試験と試験のフィードバック
第14回で行った実技試験の解説を行い、下肢骨折を想定した総合的な実技を行います。
※上記の内容を中心に構成しますが、時間(時限)の配分は適宜調整しながら進行します。