食品科学1
担当者榎元 廣文
学年・開講期2年次 前期  [理工学部 バイオサイエンス学科]
科目の種類専門
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー5H268

授業の概要(ねらい)

本授業では、食品に含まれる主要な栄養成分とその化学構造、それらの加熱調理や貯蔵中に起こる主な化学反応、および食の安全性に関する知識を修得します。
この授業は、ディプロマポリシーDP1、DP2に関する知識を習得する。
この授業は主に講義形式ですが、適宜ペアワークを実施します。

授業の到達目標

学生は、食品に含まれる主要な栄養成分とその化学構造、それらの加熱調理や貯蔵中に起こる主な化学反応、および食の安全性などについて説明できる。

成績評価の方法および基準

定期試験80%、小テスト20%
最後の授業で全体に対するフィードバックを行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書必要に応じて適宜、プリントを配布します。
参考文献わかりやすい 食品化学監修/吉田勉三共出版
参考文献 わかりやすい 食品機能栄養学監修/吉田勉三共出版
参考文献 食品学Ⅰ 食品の成分と機能を学ぶ
   
編/水品善之、菊崎泰枝、小西洋太郎羊土社
参考文献 「食品学Ⅱ 食品の分類と特性、加工を学ぶ」編/栢野新市、水品善之、小西洋太郎羊土社

準備学修の内容

シラバスに記載された内容を調べておいて下さい(30分)。講義では配付するプリントを中心に学修します。講義後は興味を持ったテーマについてインターネット等で調べて、ノートにまとめておいてください。(1時間)

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回食品の成分-水について学ぶ。
第2回食品の成分-炭水化物について学ぶ。
第3回食品の成分-脂質について学ぶ。
第4回食品の成分-タンパク質について学ぶ。
第5回食品の成分-ミネラル、ビタミンについて学ぶ。
第6回特殊成分-色素、味について学ぶ。
第7回特殊成分-香り、辛味、有害成分について学ぶ。
第8回食品成分の化学-酸化について学ぶ。
第9回食品成分の化学-加熱変化について学ぶ。
第10回食品成分の化学-亜硝酸の反応、アルカリ中でのタンパク質の反応、過酸化脂質とタンパク質の反応について学ぶ。
第11回食品成分の化学-酵素による変化について学ぶ。
第12回食品成分の化学-褐変反応について学ぶ。
第13回食品の貯蔵-原理、物理的方法について学ぶ。
第14回食品の貯蔵-化学的方法について学ぶ。
第15回テスト、まとめ。