生物資源利用学
担当者榎元 廣文
学年・開講期3年次 後期  [理工学部 バイオサイエンス学科]
科目の種類専門
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー5H372

授業の概要(ねらい)

主な動物性食品である乳・卵・肉の栄養学的、機能学的、および食品加工学的な特徴に関する知識を修得します。
この授業では、ディプロマポリシーDP1、DP2に関する知識を習得します。
この授業は主に講義形式ですが、適宜ペアワークを実施します。

授業の到達目標

学生は、乳・卵・肉を構成する成分の構造、その加工特性、食品機能特性、および製造法について説明できる。

成績評価の方法および基準

定期試験80%、小テスト20%
最後の授業で全体に対するフィードバックを行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書必要に応じてプリントを配布します。
参考文献畜産物利用学 齋藤忠夫、根岸晴夫、八田一 編文永堂出版
参考文献ミルクの事典上野川修一、清水誠、鈴木英毅、髙瀬光德、堂迫俊一、元島英雅 編朝倉書店
参考文献乳肉卵の機能と利用井越敬司、阿久沢良造、坂田亮一、島崎敬一、服部昭仁 編アイケイコーポレーション

準備学修の内容

シラバスに記載された内容をインターネット等で調べておいて下さい(30分)。講義では配付するプリントを中心に学修します。講義後は興味を持ったテーマについてはインターネット等で調べて、ノートにまとめておいてください(1時間)。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回乳の生合成と泌乳生理について学ぶ。
第2回乳の栄養成分の科学について学ぶ。
第3回牛乳および乳製品の検査法と安全性確保について学ぶ。
第4回飲用乳と乳製品の製造技術について学ぶ。
第5回発酵乳(ヨーグルト)とチーズの製造技術について学ぶ。
第6回牛乳と発酵乳製品の機能性と健康への寄与、乳および乳製品の生産と消費について学ぶ。
第7回鶏の産卵生理と卵の構造、卵のおいしさの科学について学ぶ。
第8回卵の栄養成分の科学、卵の鮮度と品質評価、パック卵と栄養強化卵について学ぶ。
第9回卵の加工特性、加工卵の種類と製造法について学ぶ。
第10回鶏卵成分の機能性と健康への寄与、卵の生産と消費および流通について学ぶ。
第11回筋細胞と筋肉の構造、筋肉の死後変化と食肉の品質特性について学ぶ。
第12回食肉の栄養成分の科学、食肉および食肉製品の安全性と品質の確保について学ぶ。
第13回食肉と食肉製品(ハム、ソーセージなど)の製造技術について学ぶ。
第14回食肉と食肉製品の機能性と健康への寄与、食肉生産と消費動向について学ぶ。
第15回テスト、まとめ。