軟部組織損傷学総論
担当者東 文博
学年・開講期1年次 後期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類専門分野
区分・単位必修 1単位
科目ナンバー7C202

授業の概要(ねらい)

 柔道整復師の取り扱う外傷には捻挫、打撲、挫傷があり、これらは軟部組織損傷を伴った外傷とされ、接骨院における外来数の多くを占めます。そのため、柔道整復師にとって軟部組織損傷に対する知識、施術法の理解は必須とされます。故に、軟部組織の基礎知識を確実に身に付けることで、軟部組織損傷をより理解し臨床応用出来るよう準備します。この授業を習得することは2年時の臨床系授業へのステップアップにつながり、単位取得が不可欠となります。この授業ではDP2に関する知識、技能を習得します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。柔道整復師の基礎知識である軟部組織損傷(骨折)の概念・分類等を、担当教員の接骨院実務経験上の臨床症例と合わせることでより深く理解できるよう講義します。

授業の到達目標

 本授業は軟部組織損傷を中心とした総論を理解し、柔道整復師に必要な軟部組織の形態、機能を基礎知識として習得し、軟部組織損傷の概説から治癒までの過程を正確に理解できるようになることを目的とする。

成績評価の方法および基準

 期末試験90%、授業評価10%により評価します。期末試験に向け各綱目ごとにまとめ資料の穴埋め、模擬試験演習を行いその解説を行います。授業評価としては、出席状況、授業への取り組み状況を評価します。最後の授業にて全体に関するフィードバックを行います。試験後解答解説を開示します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『柔道整復学・理論編 改訂第6版』公益社団法人 全国柔道整復学校協会南江堂 ISBN:978-4-524-25943-4
参考文献

準備学修の内容

 授業内容に伴った臨床例を紹介することで、柔道整復師へのモチベーション・志を高められる授業とします。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(授業内容、進め方、授業の意義について)
 予習:夏休み中に実施した、体験した医療人としての取り組みについて考えます。
 復習:柔道整復師としての自覚、目標をたててもらいます。
第2回軟部組織損傷と柔道整復師
 予習:軟部組織損傷について事前学習します。
 復習:柔道整復師が扱う軟部組織損傷を理解します。
第3回筋損傷①(発生機序、分類)
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第4回筋損傷②(症状、臨床例)
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第5回腱損傷①(発生機序、分類)
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第6回腱損傷②(症状、臨床例)
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第7回筋・腱損傷おさらい
 予習:ここまでの授業内容を振り返り事前学習します。
 復習:重要ポイントをチェックし次週の試験に備えます。
第8回中間試験、解説
 予習:ここまでの授業内容を復習し試験準備します。
 復習:試験内容に沿って更に復習します。
第9回神経損傷①(発生機序、分類)
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第10回神経損傷②(症状、臨床例)
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第11回血管損傷①(発生機序、分類9
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第12回血管損傷②(症状、臨床例)
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第13回神経・血管損傷おさらい
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第14回総まとめ
 予習:ここまでの授業内容を振り返り事前学習します。
 復習:重要ポイントをチェックし次週の試験に備えます。
第15回期末試験、解説
 予習:ここまでの授業内容を復習し試験準備します。
 復習:試験内容に沿って更に復習します。