国際交流論2
担当者林 春
学年・開講期2年次 後期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類基礎分野
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー0H211

授業の概要(ねらい)

今日、世界の多くの地域ではグローバル化がますます進み、政治、経済、社会、文化などいずれの領域でも、ヒト、カネ、モノ、情報が国境を越えて地球上を自由に行き交うようになっています。今日の日本社会は限りなくグローバル化しているとともに、実質的には多文化社会になっているといっても過言でもないです。まさに、「異文化コミュニケーションの時代」が到来したといえ、それだけに異文化コミュニケーションを真剣に学ぶ必要性があるとも言えます。このような背景を念頭に置きながら、本講義では、異文化コミュニケーションについて様々な視点から学びます。また、第4回から第10回までディスカッションを行います。なお、この授業では総合基礎科目の学修目標1、2、3に関する態度、知識、能力を修得します。

授業の到達目標

①国際交流と異文化について、理論と実践を通して理解し、国際的な感覚及び能力を身につけるようになります。
②多様な文化を尊重し、異なる文化的背景をもつ人とコミュニケーションを取ることができるようになります。
③国外の文化とそれらを背景に持つ人々の考え方を理解することができるようになります。
④異文化を背景に持つ人々との共生の際の問題と現実的対応をすることができるようになります。

成績評価の方法および基準

ワークシート、課題、期末レポートの成績を合わせて評価します。
その割合はワークシート(30%)、課題(20%)、期末レポート(50%)を占めます。
100点満点で60点以上を合格とします。
レポートは返却し、解説をします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特にありません。毎回講義プリントを配布します。
参考文献

準備学修の内容

①事前・事後に配布したプリントに目を通して、その内容について正確に理解した後、予習シートに記入してください。(30分)
②復習として、学習した内容を整理した後、自分の意見などを述べたうえで、感想文にまとめ、期限までに提出してください。(1.5時間)

その他履修上の注意事項

定期的に課題・授業外レポートを提出してもらいます。
情報電子工学科を対象とするクラスにおいて、この科目はJABEE対応プログラムの必修科目(選択必修科目)、学習・教育到達目標中項目1-1に対応する科目となります。
授業計画及び使用資料は、受講学生の状況により変更する場合があります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーションを行う。
授業概要及び評価方法を説明する。
予習の内容は、授業中に指示する。
第2回第1章グローバリゼーションについて学ぶ。
予習の内容は、授業中に指示する。
第3回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
グローバリゼーションと社会変動について学ぶ。
第4回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
多文化共生のパースペクティブについて学ぶ。
第5回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
マイノリティとマジョリティについて学ぶ。
第6回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
多文化社会と社会統合のあり方について学ぶ。
第7回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
南北問題について学ぶ。
第8回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
環境問題について学ぶ。
第9回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
平和問題について学ぶ。
第10回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
国際協力と開発について学ぶ。
第11回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
国際関係論(1)日米問題について学ぶ。
第12回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
国際関係論(2)東アジア問題について学ぶ。
第13回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
異文化体験(3)アジア(特に中国)と文化事情について学ぶ。
第14回前回の授業内容を復習し、教科書の次回の授業範囲を読んでおく。
異文化体験(4)アジア(東南アジア)と文化事情について学ぶ。
第15回これまでの講義内容をまとめる。