担当者 | 大圖 貴三 | |
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学年・開講期 | 2年次 前期 [医療技術学部 柔道整復学科] | |
科目の種類 | 専門分野 | |
区分・単位 | 必修 1単位 | |
科目ナンバー | 7C301 |
上肢骨(鎖骨から上腕骨)の骨損傷について講義します。特に保存療法が適応となる外傷性、疲労性の骨折を中心に各損傷ごとの学習をします。各骨折が発生する部位の局所構造と機能的特徴、骨折の発生機序、症状、分類、合併症を理解し、徒手整復法、固定法などの治療プログラム、予防法などを教授します。また、骨折発生に関し、年代別の特徴や変形治癒の許容範囲、及び固定法の工夫や保存療法適応の限界についてなど、単に教科書的な内容を覚えるだけでなく臨床において必要とされる柔軟な状況判断・創意工夫についてを授業時の質問に対してグループディスカッションを行い、それぞれの考えを示していただきます。 この授業ではDP2.3に関する知識,技法,態度を習得します。
人体の構造や機能に基づいた柔道整復理論の基本的・根本的考察力を養います。
①上肢骨(鎖骨から上腕骨)において各外傷の発生機序から外力が人体へどのような影響を
及ぼし、また筋力の作用により転位した骨片がどのような影響を受けるのかが理解する。
②解剖学的に外傷を捉える事により徒手整復法と固定法の理論的根拠を理解する。
③徒手整復法と固定法の理論的根拠に基づき、臨床において患者個々に異なる症状に
対して固定法を工夫出来る。
確認試験①の成績を60%、確認試験②の成績を40%の割合で評価します。
最後の授業でテストの解説をします。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 柔道整復学(理論編)【教科書】 柔道整復学(実技編)【教科書】 解剖学【教科書】 柔道整復外傷学ハンドブック(上肢の骨折・脱臼) 講師自作の柔道整復国家試験過去問題プリント | ||
参考文献 |
授業ではPC、及びOHCを使用し、スクリーンおよびテレビ画面を通しての講義が多くなります。着席時は画面が見やすい位置を選択して下さい。
講義中の質問は許可しています。理解できないまま講義が進んでしまわないよう、各個人で積極的な姿勢を見せて下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 柔道整復理論を学ぶ際に押さえるべきポイント〈解剖学に基づく想像力の重要性〉 鎖骨骨折:発生機序・症状 |
第2回 | 鎖骨骨折:整復法・固定法 |
第3回 | 鎖骨骨折:合併症 |
第4回 | 肩甲骨骨折 |
第5回 | 上腕骨骨頭骨折・上腕骨解剖頚骨折 |
第6回 | 上腕骨外科頚骨折:発生機序・分類・症状 |
第7回 | 上腕骨外科頚骨折:整復法・固定法 |
第8回 | 上腕骨大結節単独骨折・上腕骨小結節単独骨折・上腕骨近位骨端線離開 |
第9回 | 上腕骨骨幹部骨折:発生機序・分類・症状 |
第10回 | 上腕骨骨幹部骨折:整復法・固定法 |
第11回 | 上腕骨顆上骨折:発生機序・分類・症状 |
第12回 | 上腕骨顆上骨折:整復法・固定法・合併症 |
第13回 | 上腕骨外顆骨折 |
第14回 | 上腕骨内側上顆骨折 |
第15回 | 確認試験と横断的総復習 |