アスレティックトレーナー概論
担当者長畑 芳仁
学年・開講期1年次 後期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類専門基礎
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー7B242

授業の概要(ねらい)

アスレティックトレーナーは誰からも慕われる人間性、思いやりのある人柄が重要であり、競技者のためにあるいはチームのために献身的に時間を費やし努力するという姿勢が必要です。人間性や社会性を持ったアスレティックトレーナーになるために必要な内容を学びます。アスレティックトレーナーの歴史から、その業務内容(①スポーツ外傷・障害の予防②スポーツ現場における救急処置③アスレティックリハビリテーション④コンディショニング⑤検査・測定評価⑥健康管理と組織運営⑦教育的指導)およびスポーツドクターやコーチ、監督との連携についても学習します。その他、日本体育協会の成り立ちや資格の変遷についても学びます。アスレティックトレーナーとしての高い倫理観を養成する基礎となるものです。この授業内では7回にわたり上記内容についてグループワークを行い発表を行います。この授業では、DP1に関連したスポーツ医科学の知識を修得する。

授業の到達目標

アスレティックトレーナーとしてのトレーナースピリッツを説明できる。
アスレティックトレーナーの7つの役割を説明できる。
アスレティックトレーナーの各国における歴史について説明できる。
スポーツドクター、コーチ、監督との連携の意義について説明できる。
選手の健康管理と法的諸問題について説明できる。
アスレティックトレーナーの倫理について説明できる。
現場実習における学生アスレティックトレーナーの注意事項について説明できる。

成績評価の方法および基準

授業内課題(レポート20%、小テスト20%、プレゼンテーション20%)期末テスト50%。テストの解答を解説する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書(財)日本体育協会 アスレティックトレーナー専門科目 「アスレティックトレーナーの役割」テキスト          2800円 
※テキストを購入することが受講の条件となります。
参考文献

準備学修の内容

トレーナーとしてのライフ・スタイルを確立していくために規則正しい生活や挨拶、礼儀を常日頃から徹底して下さい。グループワークにおける発表が行われる場合は各班で課題について共有する時間が必要になります。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回アスレティックトレーナーの歴史を学ぶ
第2回諸外国のアスレティックトレーナーの状況を学ぶ
第3回アスレティックトレーナーの任務と業務について学ぶ
第4回アスレティックトレーナーの業務(スポーツ傷害の予防)について学ぶ。グループワークを行う。
第5回アスレティックトレーナーの業務(スポーツ現場における救急処置)について学ぶ。グループワークを行う。
第6回アスレティックトレーナーの業務(アスレティックリハビリテーション)について学ぶ。グループワークを行う。
第7回アスレティックトレーナーの業務(コンディショニング)について学ぶ。グループワークを行う。
第8回アスレティックトレーナーの業務(測定と評価)について学ぶ。グループワークを行う。
第9回アスレティックトレーナーの業務(健康管理と組織運営)について学ぶ。グループワークを行う。
第10回アスレティックトレーナーの業務(教育的指導)について学ぶ。グループワークを行う。
第11回サポートスタッフの役割とスポーツドクターとの連携・協力について学ぶ
第12回スポーツの組織運営とアスレティックトレーナーの組織運営について学ぶ
第13回健康管理と法的諸問題について学ぶ
第14回アスレティックトレーナーの社会的立場と倫理について学ぶ
第15回総まとめ