文化人類学
担当者松尾 浩一郎
学年・開講期2年次 後期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類専門 基礎系
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー8C225

授業の概要(ねらい)

経済、法、宗教、親族、儀礼などに関する世界の多様な文化を紹介し、それらを文化人類学の視点から読み解いていきます。さまざまな異文化を理解することで、日本と世界が直面する諸問題に取り組む能力を養います。この授業ではDP2に関する知識、技法、態度を修得します。

授業の到達目標

文化人類学の概念と理論を学ぶことを通して、世界の多様な文化に対する関心と理解を深め、それについて説明できるようになることを目標とします。

成績評価の方法および基準

テスト、レポート、平常点で評価します。得点配分はテスト50%、レポート40%、平常点10%です。テストは論述式とし、知識の修得度とその応用力を問います。レポートは学期中に2回課します。指定図書リストの中から任意の文献を選び、その読書レポートを書いてもらいます。平常点は授業中の質疑応答やリアクションの内容をもとに評価します。フィードバックは最終回に行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書よくわかる文化人類学(第2版)綾部恒雄・桑山敬己ミネルヴァ書房(ISBN 978-4-623-05696-5)
参考文献

準備学修の内容

授業の進行に応じて予習課題と復習課題を指示します。それらの課題に取り組んだ成果を整理してノート等にまとめ、授業に活かせるようにしてください。(あわせて3時間程度)

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回文化人類学とは何か
第3回経済行為の考古学
第4回文化と経済
第5回性と婚姻
第6回人種・民族・エスニシティ
第7回定住と移動
第8回人類と共生
第9回法・秩序・社会統制
第10回シャーマニズム
第11回宗教と世界観
第12回時間と儀礼
第13回死者とのつながり
第14回まとめ・テスト
第15回テストの講評と復習