エコビジネス論
担当者林田 朋幸
学年・開講期3年次 後期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類専門 地域経済系
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー8D317

授業の概要(ねらい)

この授業では、環境問題や自然資源の利用に対して企業・行政・地域がどのように取り組んでいるかについて、具体的な事例を通して概説します。調整がつけば、外部講師を招いてエコビジネスの実践に関する講演・ワークショップを2回程度予定しています。この授業では、特に地域経済学科の学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP2に関する知識・態度を修得します。

授業の到達目標

環境問題や自然資源の活用が地域社会においてどのように取り組まれているかについて、理解を深めることができる。

成績評価の方法および基準

平常点とテストで評価します。得点配分は平常点40%、テスト60%です。 平常点は小レポートや質疑応答等を基に評価します。テストは論述式で、知識の修得度と応用力を問います。フィードバックは全授業が終了後に、希望者に対して口頭で行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は使用しません。講義プリントを配布します。
参考文献環境社会検定試験eco検定公式テキスト(改訂7版)東京商工会議所日本能率協会マネジメントセンター、ISBN:978-4820727026

準備学修の内容

講義の事前学習として、資料を配付する場合があります。これを通読し、分からない語句は辞書等で調べ、ノートにまとめるようにして下さい(1時間)。事前学習でまとめたノートは、授業時に持参するようにして下さい。事後学習として、配布資料の復習及び図書・新聞・WEB等で授業と関連する事例を調べ、ノートにまとめるようにして下さい(2時間)。

その他履修上の注意事項

原則として、授業中は携帯電話・PCの使用を禁止します。携帯電話・PCの使用が必要な際には適宜指示します。また、授業中の私語は禁止とします。受講生の関心や授業の進行状況等により、授業内容が変更となる可能性があります。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション、エコビジネスとは何か
第2回企業の環境対応からCSRへ
第3回再生可能エネルギー
第4回省エネルギー対策と技術
第5回消費者・生活者としての環境問題への取り組み
第6回エコツーリズム
第7回製品の環境配慮
第8回環境問題の世界動向
第9回京都議定書
第10回SDGs
第11回再生可能エネルギーの活用事例
第12回省エネルギー診断の実践事例
第13回農林漁業とエコビジネス
第14回地域社会とエコビジネス
第15回テスト、まとめ