担当者 | 岡田 行雄 | |
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学年・開講期 | 2年次 Ⅱ・Ⅳ [理工学部 情報科学科(通信課程)] | |
科目の種類 | 教職 | |
クラス | テキスト授業 | |
区分・単位 | 教必 2単位 | |
科目ナンバー |
教育課程の歴史的な意義を確認しながら、学習指導要領を基準として、各学校において児童生徒の等の実態に応じて編成される教育課程の意義や編成方法の実際を理解するとともに、カリキュラムマネジメントの意義や重要性をについて学びます。
この授業終了ごには、特色ある学校の教育課程について学習指導要領に基づいて説明できるような資質・能力の習得を目指します。
1 全体目標
学生は、学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を説明できる。
2 到達目標
(1) 教育課程の意義
① 学生は、学習指導要領・幼稚園教育要領の性格及び位置付け並びに教育課程編成の目的を理解し説明できる。
② 学生は、学習指導要領・幼稚園教育要領の改訂の変遷及び主な改訂内容並びにその社会的背景を理解し説明できる。
③ 学生は、教育課程が社会において果たしている役割や機能を理解し説明できる。
(2) 教育課程の編成の方法
① 学生は教育課程編成の基本原理を理解し説明できる。
② 教科・領域を横断して教育内容を選択・配列する方法を例示することができる。
③ 学生は単元・学期・学年をまたいだ長期的な視野から、また幼児、児童及び生徒や学校・地域の実態を踏まえて教育課程や指導計画を検 討することの重要性を理解し説明できる。
(3) カリキュラム・マネジメント
① 学生は学習指導要領に規定するカリキュラム・マネジメントの意義や重要性を理解し説明できる。
② 学生はカリキュラム評価の基礎的な考え方を理解し説明できる。
科目修得試験は60点以上を合格とします。
成績評価は学年末に、レポート課題40%、試験60%で行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 1 教育課程~これから求められるカリキュラム開発 石村卓也著 昭和堂 LMSにサブテキストを公開します。 | ||
参考文献 | 参考書: 1 中学校学習指導要領解説総則編(文部科学省) 2 教職の探求(学び続ける教師をめざして)岩城孝次・和田孝編著 学校図書 3 新しい時代の教育課程 田中耕次・水原克敏・三石初雄・西岡加名恵 有斐閣アルマ |
テキスト及び使用教材を手元に置き、シラバスに記載されているテーマについて、テキストや参考書を熟読して内容を理解し、説明できる力を培って下さい。
また、このサブテキストには第1回から第15回の学習のすべてについて、<学習内容>と<学習の概要>を掲載したので、各回の学習を始める際には、テキストや参考書を読み始める前に、これらを理解し学習のねらい等を把握すると効率よく学習を進められます。
◎科目修得試験は60点以上を合格とします。
◎成績評価は学年末に、レポート課題50%、試験50%で行います。
◎試験は教科書・サブテキストの持ち込みは可能ですが、これらの資料から得られた根拠を基に自分の考えをしっかりと述べて下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 学校教育の目標と内容 教育課程とその意義 |
第2回 | 教育課程とその意義 ・役割学校教育の目標と内容 |
第3回 | 教育課程の根拠法令と教育課程の構成 |
第4回 | 教育改革と社会的背景及び学習指導要領の改訂 |
第5回 | 教育課程の歴史1(欧米の教育課程) |
第6回 | 教育課程の歴史2(日本の教育課程の歴史) |
第7回 | 教育課程編成の一般方針 |
第8回 | 各学校における教育課程編成の実際(教科等横断的な視点による教育活動) |
第9回 | 小・中の教育課程の接続および開かれた教育課程の編成 |
第10回 | 年間指導計画と実施上の課題 |
第11回 | 各教科、道徳と教育課程 |
第12回 | 特別活動、総合的な学習の時間と教育課程 |
第13回 | 個に応じた指導と習熟度別少人数学習等と授業改善 |
第14回 | カリキュラムマネジメントの実際 |
第15回 | 学校評価と教育課程編成(新しい学校の創造と学校組織マネジメント) |