担当者 | 古家 正暢 | |
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学年・開講期 | 3年次 前期 [医療技術学部 柔道整復学科] | |
科目の種類 | 基礎分野 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 0M101 |
〇学校教育に関する法制度の構造・内容・解釈・改革について幅広く学びます。
〇現在、学校教育に求められているカリキュラムマネジメント・危機管理について学ぶ機会とします。
〇授業の形態としては講義形式のほか、第8回・第15回にダイアローグを実施し、受講生との対話によって構成されるアクティブラーニングをめざします。
〇本授業は「総合基礎科目」の学修目標3に関連します。
〇学生は、学校教育に関する法制度の構造・内容・解釈・改革を巡る議論に興味・関心をもつことができる。(関心・意欲)
〇学生は、「より良い学校づくり」をするための法制度を理解できる。(知識・理解)
〇学生は、子どもたちの人権が守られる安全・安心の学校づくりの観点に立ち、これからの学校教育に望まれることを創造することができる。(表現)
〇リフレクションペーパー(出席と学びの証) 30%
〇フィードバックに基づくダイアローグへの参加姿勢 30%
〇課題エッセイ「これからの学校教育に望まれることとは…」 40%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 〇浜田博文編著『教育の経営・制度 (新・教職課程シリーズ)』 一藝社 ISBN : 978-4863590670 〇解説教育六法編修委員会『解説 教育六法 2019』 三省堂 ISBN : 978-4385159485 | ||
参考文献 |
〇予習として、指定されたテキストの範囲を読み込んでから授業に臨んでください。(40分)
〇復習として、授業内で触れた教育制度や学校経営に関する関連法について、教育小六法で確認してください(20分)
〇現代社会の課題(特に教育)に関する情報をネットはもちろん新聞等の活字から収集する努力をしてください。
*毎日、最低30分は新聞を読む習慣をつけてください。
〇授業では、聴くことはもちろん自分の考え・意見をハッキリと発言できるようにしてください。
〇毎授業終了時に「リフレクションペーパー(出席と学びの証)」を配布します。
漢字一文字で授業を総括し、なぜ、その漢字を選択したのかの理由をしっかりと書くようにしてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 〔ガイダンス〕「現代の教職と学校」について 授業の内容・進め方 準備学習の取り組みについて(毎時間、指定されたテキストの範囲を読み込んでから授業に臨むこと等の指示) |
第2回 | 〔戦後における学校教育の整備と発展〕占領期から「逆コース」へ 多様な教育ニーズ |
第3回 | 〔現代社会における学校教育の課題状況〕臨時教育審議会 教育改革国民会議 |
第4回 | 〔学校教育を支える法制度〕義務教育 教育機会の平等 |
第5回 | 〔現代公教育制度の構成原理〕権利としての教育 (義務制・無償性・中立性) |
第6回 | 〔学校教育制度の体系〕学校教育制度の変遷と課題 |
第7回 | 〔教育行政の組織と運営〕教育行政の展開 教育委員会制度の成立と現状 |
第8回 | 〔フィードバック+ダイアローグ〕現代日本の教育制度を考える |
第9回 | 〔教育課程行政とカリキュラム開発〕カリキュラムポリティクス 学習指導要領の歴史的変遷 |
第10回 | 〔学校組織と経営〕学校組織の経営 学校経営改革の動向 |
第11回 | 〔学校経営の理論的展開〕「効果的な学校」とは… |
第12回 | 〔学校における指導組織と学級経営〕学級の機能 学級経営の必要性 |
第13回 | 〔学校経営の現代的課題と学校組織の特徴〕学校経営の現代的課題 アカウンタビリティ |
第14回 | 〔教育の専門性と学校の自律性〕教員の「専門性」 教職員の新たな「協働」 |
第15回 | 〔フィードバック+ダイアローグ〕エッセイ「これからの学校教育に望まれることとは…」 |