担当者 | 錦 慎之助 | |
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学年・開講期 | 3年次 Ⅰ・Ⅲ [理工学部 情報科学科(通信課程)] | |
科目の種類 | 専門 | |
クラス | メディア授業 | |
区分・単位 | 選択 2単位 | |
科目ナンバー | 4C203 |
方程式を解析的に解けない問題の解を求めたり、微分や積分の問題を数値計算により解析したりする手法は、理工学分野に限らず、社会で広く活用されています。
本科目では数値解析の基礎となる解析方法について学びます。また、実際にコンピュータを用いて問題を解き、解析方法の実技を行い、理解を深めます。
この科目は、ディプロマポリシーDP2について修得します。
コンピュータを利用して、数値計算をするための基本的な解析手法を理解することを目標とします。学生自身が解析手法等について説明できるようになり、さらに、コンピュータで解析できるようになることを目標とします。
課題(50%)と期末試験(50%)で評価します。
LMSにより、授業の資料の掲示、課題提出・フィードバックを行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特になし | ||
参考文献 | Excelによる数値計算法 | 趙華安 | 共立出版、ISBN-13: 978-4320016507 |
参考文献 | 図書館の資料やインターネットを活用して情報収集することを推奨します。 | ||
参考文献 | LMS上に教材等の資料を掲示します。 |
数学の知識を利用します。特に微分・積分は十分な理解が必要です。
授業前に「7. 各回の授業内容」に示す解析手法等について、参考図書や図書館資料、インターネット等により情報収集を行い、予習をしてください。(1.5時間)
授業後は解析手法の復習と、コンピュータによる解析の課題に取り組み、理解を深めてください。(1.5時間)
コンピュータによる解析は、Excelを利用します。なお、通常回はExcelで課題に取り組みますが、第8回と第15回は2年生までに学習したプログラミング言語(Processing等)や各学生の得意なプログラミング言語(Excelを除く)を用いてプログラム作成を行う課題に取り組みます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業の進め方、数値シミュレーションの実例の紹介、コンピュータの歴史等 |
第2回 | 方程式の解法:ニュートン法 |
第3回 | 方程式の解法:はさみうち法 |
第4回 | 行列の計算:加算・減算、乗法、行列式の計算、逆行列 |
第5回 | 連立方程式の解法:ガウス・ジョルダンの消去法 |
第6回 | 連立方程式の解法:LU分解法 |
第7回 | 連立方程式の解法:ガウス・ザイデルの反復法 |
第8回 | プログラミング演習1:プログラミング言語を使用した数値解析 |
第9回 | 多項式による関数補間と近似:ラグランジュ補間法 |
第10回 | 多項式による関数補間と近似:最小二乗法 |
第11回 | 数値積分法:台形公式法 |
第12回 | 数値積分法:シンプソン法 |
第13回 | 常微分方程式:オイラー法 |
第14回 | 常微分方程式:ルンゲ・クッタ法 |
第15回 | プログラミング演習2:プログラミング言語を使用した数値解析 |