スポーツ方法実習(ダンス)
担当者
学年・開講期2年次 前期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類基礎分野
区分・単位選択 1単位
科目ナンバー7A215

授業の概要(ねらい)

本講義においては、保健体育科教員や教育現場での指導者を目指す学生を対象とし、学校体育の内容(フォークダンス、現代的なダンス、創作ダンス)を中心に、音楽に合わせ踊る楽しさ、仲間と踊る楽しさや自由な発想にもとづくダンスを創作していく楽しさを味わう過程を通じて、ダンスに必要な基本的技能の習得を目指すとともに、中学、高校体育におけるダンス授業を想定した指導法と基本的考え方(踊る・創る・観る)を学習します。この授業では、医療技術学部学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP1及び柔道整復学科学位授与の方針のDP1に関する知識、技法、態度を修得する。

授業の到達目標

①中学、高校体育におけるダンス授業を想定した身体表現としての創作ダンスの様々な技法を修得することができる。
②中学、高校体育におけるダンス授業を想定した基礎的な指導ができるようになる。
③教員採用試験にむけた実技対策に対する自らの課題を発見することができる。

成績評価の方法および基準

授業への参加態度を重視し(40%)、これらの状況と実技テストの成績(30%)およびレポート(30%)を総合して評価する。なお、最後の授業で全体に対するフィードバックを行う。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特にありませんが、必要に応じて授業内で説明用プリントを配布します
  
参考文献表現運動及びダンス指導の手引 学校体育実技指導資料文部科学省文部科学省(ISBN 9784491029771)
参考文献ステップアップ中学体育高橋建夫ほか大修館書店(ISBN 4469364851)

準備学修の内容

①傷害予防のため、日常の運動(週1~2日間 30分程度)を心掛けてください。
②授業内容の理解のため、配布資料を見直し、授業で学習した内容について身体を動かしながら練習するなど復習に努めてください(週1~2日間 1時間程度)
③授業内容に応じて課題を提示しますので、次の授業までにできるように努力してください(1時間程度)。

その他履修上の注意事項

運動に適した服装と靴を準備してください。
前日の睡眠は十分にとり、当日の食事は必ずとってください。
運動の支障になるアクセサリー等は着用しないでください。
教育的に不適当な格好の場合は授業を受けられない場合があります。
集団行動ができる学生の履修を希望します。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回フォークダンスの歴史、種類や理論について学ぶ
第3回日本・外国の伝統的なフォークダンスを学ぶ
第4回現代的なリズムダンスのテクニック(基本的なステップ・動きの組み合わせ)について学ぶ
第5回現代的なリズムダンスのテクニック(グループによる動きの構成)について学ぶ
第6回現代的なリズムダンスの簡単な作品を踊ってみる
第7回いろいろな創作ダンスを観察する
第8回創作ダンス(ものを扱う課題)を学ぶ
第9回創作ダンス(詩による言葉を手がかりに振付を行う)を学ぶ
第10回創作ダンス作品発表にむけたテーマの決定
第11回創作ダンス作品発表にむけグループ作品の発表内容の決定
第12回創作ダンス作品発表にむけグループ作品練習と振付などの確認
第13回創作ダンス作品発表にむけた作品の修正
第14回創作ダンス作品発表にむけたグループ練習
第15回創作ダンス作品発表,作品評価,授業評価