情報システムデザイン
担当者眞坂 美江子
学年・開講期4年次 Ⅱ・Ⅳ  [理工学部 情報科学科(通信課程)]
科目の種類専門
クラステキスト授業
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー4E304

授業の概要(ねらい)

情報システムが複雑化する中、効率よく高品質のシステムを開発するために、設計は不可欠です。この科目は、情報シス
テムを誤解や仕様の抜け、誤りを防止し、円滑に進めるために必要な一連の設計プロセス、および、設計に必要な技法につ
いて、実習を交えながら実践的に学びます。
この科目は,ディプロマポリシーDP3,DP4に対応しています。

授業の到達目標

この科目の到達目標は、以下の通りです。
1.顧客の要求を分析して把握することができる。
2.顧客の要求に応じたシステムの提案ができる。
3.システムの要件をまとめ、文書化することができる。
4.外部設計書、および、内部設計で記載すべき内容を理解し作成することができる。
5.読み手を意識した,読みやすい設計書が作成できる。
6.他者が書いた文書を理解し、不足する情報を収集することができる。

成績評価の方法および基準

各回で指定された課題(小テストもしくはレポート)をLMSから実施あるいは提出してもらいます。
課題の採点結果は、LMS経由でフィードバックします。
全ての課題が受理されると、科目習得試験の受験資格が得られます。
成績評価は、科目習得試験で行います。100点満点中60点以上を合格とします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書最新 情報システムの開発
ISBN978-4-407-30957-7
伏見 正則著実教出版
参考文献ゼロからわかるUML超入門 改訂2版
ISBN978-4-7741-9005-1
河合 昭男著技術評論社

準備学修の内容

この講義は、プログラミングおよびUMLの基礎的な内容を理解していることを前提に進めます。
理解が不足している個所は、各自事前に学習してから講義を受講してください。

その他履修上の注意事項

教材はLMSに掲載します。各回のビデオコンテンツに従い学習を進めてください。
本講義は、UMLモデリングツールを使用していますが、レポートは、描画ソフト等を用いて作成いただいても構いません。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション(開発の流れとシステム設計の目的)
第2回提案依頼書(提案依頼書(RF P )の役割と書き方)
第3回システム提案書 (システム提案書の書き方)
第4回要求分析 (要求の分析)
第5回要求分析(ユースケース)
第6回要求分析(ユースケース記述,要件定義)
第7回外部設計
第8回外部設計(画面設計)
第9回外部設計(データ論理設計 帳票設計)
第10回内部設計
第11回内部設計(機能分割)
第12回ソフトウェアアーキテクチャ
第13回プログラム設計(モジュール分割)
第14回プログラム設計(モジュール評価)
第15回プログラム設計(シーケンス図)