農山村論Ⅱ
担当者林田 朋幸
学年・開講期2年次 後期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類専門 基礎系
区分・単位選必 2単位
科目ナンバー8D204

授業の概要(ねらい)

主に日本における農山村の資源について、多様な事例を通して概説します。調整がつけば、外部講師を招いて農山村の事例に関する講演・ワークショップを2回程度予定しています。 この授業では、特に地域経済学科の学位授与の方針(ディプロマポリシー)DP1・DP2に関する知識・態度を修得します。

授業の到達目標

日本の農山村の資源について具体的に説明することができる。

成績評価の方法および基準

平常点とテストで評価します。得点配分は平常点40%、テスト60%です。 平常点は小レポートや質疑応答等を基に評価します。テストは論述式で、知識の修得度と応用力を問います。フィードバックは全授業が終了後に、希望者に対して口頭で行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は使用しません。講義プリントを配布します。
参考文献むらの資源を研究する―フィールドからの発想日本村落研究学会農山漁村文化協会、ISBN:978-4540063053
参考文献むらの社会を研究する―フィールドからの発想日本村落研究学会農山漁村文化協会、ISBN:978-4540061516
参考文献家と村の社会学 増補版鳥越皓之世界思想社、ISBN:978-4790704799

準備学修の内容

講義の事前学習として、資料を配付する場合があります。これを通読し、分からない語句は辞書等で調べ、ノートにまとめるようにして下さい(1時間)。事前学習でまとめたノートは、授業時に持参するようにして下さい。事後学習として、配布資料の復習及び図書・新聞・WEB等で授業と関連する事例を調べ、ノートにまとめるようにして下さい(2時間)。

その他履修上の注意事項

農山村論Ⅰとは相関関係にあります。原則として、授業中は携帯電話・PCの使用を禁止します。携帯電話・PCの使用が必要な際には適宜指示します。また、授業中の私語は禁止とします。受講生の関心や授業の進行状況等により、授業内容が変更となる可能性があります。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション、農山村の資源をどう捉えるか
第2回日本におけるむらの資源と生活
第3回農山村における水利
第4回森林問題と林野資源
第5回海の資源保全
第6回日本における農政の変遷
第7回農業技術
第8回農業生産組織
第9回農林漁業の担い手
第10回農村女性の起業
第11回海外における農山村の資源
第12回農村資源の活用事例
第13回山村資源の活用事例
第14回漁村資源の活用事例
第15回テスト、まとめ