関節損傷学総論
担当者二連木 巧
学年・開講期1年次 後期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類専門分野
区分・単位必修 2単位
科目ナンバー7C203

授業の概要(ねらい)

 本授業は講義形式にて、関節損傷について学びます。
はじめに、関節の形態と機能について学習し、関節損傷の概説および分類、関節構成組織の損傷について正しい知識の習得を目指します。その後、脱臼の定義と概説、発生頻度、脱臼の分類、脱臼の症状、脱臼の合併症、脱臼の整復障害、脱臼の経過と予後について正しい知識の習得を目指します。
 この授業では主にディプロマポリシー1に関する知識、技法を修得します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は接骨院において業務に携わっており、授業では、接骨院での実例や実体験、課題などを題材とした講義、実習を行います。

授業の到達目標

関節損傷について学び、以下の点を到達目標とします。
①定義と概説について説明できる。
②発生頻度、分類、合併症について正しい知識を有している。
③整復障害について正しい知識を有している。
④経過と予後について正しい知識を有している。
また、授業時の質問に対してグループディスカッションやペアワークを行うことにより、プレゼンテーション能力を身につけます。

成績評価の方法および基準

①授業内課題(15%)、②中間試験(25%)、③期末の筆記試験(60%)
①、②、③の合計点で60点以上を合格とします。
中間アンケートの結果をもとに、全体に対するフィードバックを行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『柔道整復学・理論編 改訂第6版』公益社団法人 全国柔道整復学校協会・教科書委員会南江堂 ISBN:978-4-524-25943-4
参考文献

準備学修の内容

 専門用語の説明が多いので、必ず予習・復習を行ってください。
予め、各回の授業前には1.5時間程、次回授業予定の対応する教科書のページを読み、キーワードの意味を調べてください。
授業後には復習として1.5時間程、授業内容について教科書を見ずに解答できるように、繰り返し復習をしてください。

その他履修上の注意事項

 卒業後プロの医療従事者となる学生たちには、意識を高く集中力を持って、日々の講義に参加していただくように願います。なお、この講義では総論的な話が中心になりますが、現場でのトレーナー活動等、具体例なども合わせて紹介していきたいと考えています。

授業内容

授業内容
第1回関節の形態と機能
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第2回関節損傷の概説および分類
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第3回関節構成組織損傷
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第4回脱臼の定義と概説
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第5回脱臼の発生頻度
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第6回脱臼の分類①(関節の性状、脱臼の程度、関節面相互の位置など)
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第7回脱臼の分類②(脱臼部と創部との交通の有無、外力の働いた部位、発生時期など)
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第8回中間試験、まとめ
 予習:ここまでの授業内容を復習し試験準備します。
 復習:試験内容に沿って更に復習します。
第9回脱臼の一般外傷症状
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第10回脱臼の固有症状
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第11回脱臼の合併症
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第12回脱臼の整復障害
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第13回脱臼の経過と予後
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第14回総まとめ
 予習:授業内容に従って教科書で事前学習します。
 復習:配布テキストに従って授業で進んだ内容を復習します。
第15回試験とまとめ
 予習:ここまでの授業内容を復習し試験準備します。
 復習:試験内容に沿って更に復習します。