授業の概要（ねらい）

個人が他者と主体的に結びつき、そのなかで心理的な成長をとげるためには、自身と他者のパーソナリティ（人格、性格）をより深く知ろうとし続ける努力が必要です。それは個人個人が実生活のなかで自身のこころを使いながら試行錯誤を繰り返す情緒的な営みです。
本授業ではそのための道標として、これまでの代表的なパーソナリティ理論を紹介し、自他のパーソナリティについてより深く理解することを学びます。そして、受講者自らが心理テストを体験することを通して自分のパーソナリティやこころの動きについての理解を深めます。
各回の授業は主に講義、レポート作成から構成されます。
この授業は、総合基礎科目の学修目標2、3、5に関連します。

授業の到達目標

本授業では以下の点を身につけることを到達目標とします。
（1）パーソナリティ（人格、性格）についての基本的な知識を正しく理解できる。
（2）自身のパーソナリティの理解を深めることができる。
（3）他者をより深く理解できる。
（4）個人個人のパーソナリティが他者との対人関係にどのような影響をもたらすかについて理解できる。

成績評価の方法および基準

・成績評価は次の2点で評価します。①授業中に実施する課題（80%）、②授業態度（質問、発言等の授業に関わる積極的な姿勢　20%）。これらの総合点が、60点／100点以上となれば合格とし、さらに点数に応じてS/A/B/C評価を分けます。

教科書・参考文献

準備学修の内容

LMSの教材、テキストを授業前に十分に読んでおいてください。そして、専門用語の意味について事前に調べておいてください（目安は30分ほど）。そして、授業後にはその日の授業内容を踏まえて自分自身や他者のパーソナリティ、対人関係のあり方について考察してみてください（目安は30分ほど）。

その他履修上の注意事項

授業内容