基礎物理
担当者中村 真一
学年・開講期1年次 前期  [総合基礎科目]
科目の種類リメディアル科目
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー0L192

授業の概要(ねらい)

静止系の力学、ニュートンの運動の法則、作用・反作用、速度と加速度、自由落下と放物運動、運動量、仕事とエネルギー
テキストの流れに従い、詳細に説明を行い、具体的な計算も示します。毎回演習を行い、理解度を高めます。各回とも最初の1時間程度VTR、DVDを用いた物理現象の説明を行い、残り時間で演習を行います。
この授業では学修目標2に関する知識を習得します。

授業の到達目標

到達目標は、物理の力学の分野を理解できることです。物体の位置・速度・加速度や物体に力が加わったときの運動などについて学びます。高校で物理を取得しなかった者を対象としたレベルです。
身近にある力学現象を理解し、後期の物理学1に繋がる基礎力を身に付けることが目的です。

成績評価の方法および基準

講義で学んだ後、簡単な演習を行いより身近なものとします。講義の終わりまでに、演習結果を提出してもらいます。演習はアクティブラーニングであり、学生諸君同士で相談・議論して解いてもらいます。成績評価は、毎回の演習結果の得点合計で行います。別途レポートを課したときは、レポート点を付加することがあります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書基礎物理学
原康夫学術図書出版社、ISBN978-4-7806-0660-7
教科書同等の別の教科書でも構いません。
参考文献

準備学修の内容

予備学習として1.5時間程度、指定した教科書(もしくは、同等の教科書)の力学の部分を事前に読んでおいて下さい。
理解に必要な数学をマスターしておいて下さい。
復習として1.5時間程度、教科書の関連部を勉強してください。

その他履修上の注意事項

演習用に毎回レポート用紙と関数電卓を持参してください。
NHK教材のVTR/DVDとカレッジサイエンスのDVDを使用します。
ホームページも演習問題を掲載するなど活用します。 http://www.mse.teikyo-u.ac.jp/faculty/nakamura/

授業内容

授業内容
第1回単位について
第2回速度
第3回加速度
第4回落下運動
第5回放物運動
第6回
第7回運動の法則(1) 慣性
第8回運動の法則(2) 運動と重さ
第9回さまざまな運動(1) 円運動
第10回さまざまな運動(2) 単振り子
第11回仕事とエネルギー(1) 仕事
第12回仕事とエネルギー(2) 運動エネルギーと位置エネルギー
第13回仕事とエネルギー(3) 力学的エネルギー
第14回運動の相対性
第15回まとめ