ドイツ語3
担当者金成 祐人
学年・開講期2年次 前期  [総合基礎科目]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 1単位
科目ナンバー0A232

授業の概要(ねらい)

 ドイツはEU経済の中心であり、美しい町並みや自然景観、音楽や文学、哲学などの魅力溢れる国です。この講義では、初級レベルの文法事項を復習しながら、ドイツ語の読みやすい文章を読解します。反転授業形式とし、訳読担当者の訳を参加者で検討しながら、構文や文法事項を確認していきます。辞書があれば標準的なドイツ語を自力で読めることを目指します。
 なお、この授業は、総合基礎科目の学修目標1、2、3に関連します。

授業の到達目標

・学生は、ある程度の長さのドイツ語の文章を読み解くことができる。(技能)
・学生は、ドイツ語で挨拶や自己紹介など簡単なコミュニケーションが取れる。(技能)
・学生は、ドイツ語で簡単な文を書ける。(技能)
・学生は、日常的なドイツ語会話を聴き取り理解することができる。(技能)
・学生は、初級レベルの文法知識を習得する。(知識・理解)

成績評価の方法および基準

訳読担当:60%、小テスト:40%
訳読担当について、講義内でフィードバックを行ないます。また、小テストについて、LMS 上でフィードバックを行ないます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『知りたいドイツ語〜読みながらステップアップ〜』斎藤太郎/Siegfried Kohlhammer朝日出版社、2018年
ISBN: 978-4255254036
参考文献『アクセス独和辞典』第4版在間進編三修社、2021年
ISBN:978-4384060003
(他の辞書でも可)
参考文献『アクセス和独辞典』在間進編三修社、2012年
ISBN:978-4384043211
(他の辞書でも可)
参考文献『標準ドイツ語』(新訂版)常木実郁文堂、1970年
ISBN:978-4261070972

準備学修の内容

・準備学修として、次回の講義範囲について文法事項や単語の意味を調べてノートにまとめてください。(60分)
・事後学修として、文法事項や単語を確認し、訳読で間違ったものをノートにまとめてください。また、テクストの音声を活用し、発音・聴き取りの練習をしてください。(30分)

その他履修上の注意事項

「ドイツ語1」・「ドイツ語2」を事前に履修しておくことが望ましいです。また、引き続き後期の「ドイツ語4」を受講することが望ましいです。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション、Lektion 0:自己紹介(挨拶、動詞の現在人称変化、語順、人称代名詞の格変化)
第2回Lektion 1:地理と気候①(冠詞(類)の格変化)
第3回Lektion 1:地理と気候②(基数と序数)
第4回Lektion 2:食生活①(前置詞の格支配)
第5回Lektion 2:食生活②(前置詞を含む熟語)
第6回Lektion 3:ドイツ語という言語①(名詞の複数形)
第7回Lektion 3:ドイツ語という言語②(複数形に関する注意)
第8回Lektion 4:ドイツの大学①(話法の助動詞)
第9回Lektion 4:ドイツの大学②(不定代名詞man)
第10回Lektion 5:祝日と休暇①(形容詞の格変化)
第11回Lektion 5:祝日と休暇②(形容詞の名詞化)
第12回Lektion 6:ドイツの治安事情①(比較表現)
第13回Lektion 6:ドイツの治安事情②(「最も・・・なもののひとつ」)
第14回Lektion 7:教育制度①(分離動詞と非分離動詞)
第15回Lektion 7:教育制度②(再帰代名詞と再帰動詞)