流体力学1
担当者頃安 貞利
学年・開講期2年次 前期  [理工学部 機械・精密システム工学科]
科目の種類専門基礎
区分・単位必修 2単位
科目ナンバー1B201

授業の概要(ねらい)

静水力学や非粘性流れの基礎知識を学ぶ。毎回の演習問題のレポート作成は、グループディスカッションも可とする。この授業では主にDP1に関する知識を習得する。

授業の到達目標

機械工学技術者の基礎知識として必要な流体流れの現象を理解し、説明できるようになることを目的とする。

成績評価の方法および基準

毎回の演習問題のレポートと総合演習の結果の合計が60%以上を合格とする。
毎回の演習問題のレポート(80%)、総合演習(20%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献流体の力学 中山泰喜著(養賢堂)を参考書とする。

準備学修の内容

前回までの講義内容を適用することが多いので、ノートを読んで要点を用紙にまとめる等の復習をすること(30分)。各回の授業の準備学習の内容と分量は、その前回の授業終了時に書面等で連絡する。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回流体力学1の概要
第2回流体の性質、単位と次元
第3回静止流体の力学(圧力)
第4回静止流体の力学(マノメーターの原理)
第5回層流と乱流
第6回連続の式とベルヌーイの式
第7回ベルヌーイの定理の応用(トリチェリーの定理,ピトー管)
第8回ベルヌーイの定理の応用(オリフィス,ベンチュリ管)
第9回ベルヌーイの定理の応用(せきを越える流れ,ロタメーター)
第10回運動量の法則の基礎
第11回運動量の法則の応用(急拡大管)
第12回管路系の損失
第13回管路系のエネルギ収支の基礎
第14回管路系のエネルギ収支の応用(ポンプの所要動力)
第15回総合演習、まとめ