事業用操縦実習2
担当者今井 道夫
学年・開講期3年次 前期  [理工学部 航空宇宙工学科]
科目の種類HPC
区分・単位必修 2単位
科目ナンバー2E322

授業の概要(ねらい)

機長としてヘリコプターに乗組み、事業用操縦士の国家試験における実地試験科目の実施を通して、各種状況での判断及び操作を修得します。
この科目は、ディプロマポリシーDP2・4・5に関連する科目です。

授業の到達目標

機長としての資質を養い、機長業務の重責を認識し、機長として安全確実に運航ができるように知識・技能を修得できる。

成績評価の方法および基準

評価基準に基づき審査を実施します。その他取り組む姿勢(飛行準備の周到性、飛行訓練への積極性、意欲)を併せて考慮します。
飛行訓練終了後、デブリーフィングを実施し、フィードバックします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書操縦教本
ALP
教科書航法計画と飛行要領ALP
参考文献教材:チャート、プロッター、フライトコンピューター等

準備学修の内容

訓練終了後次回の訓練内容をお知らせします。
『航空法』機長の権限と義務について、事前研究をしてノートにまとめること。
予備学習として1.5時間程、訓練前に飛行内容を明確にし、重点注意事項を決めてそれがどうしたら実行できるかを研究して要点をノートにまとめるとともに、イメージトレーニングすること。
復習として1.5時間程、訓練内容を振り返り、良くなかった点、教官の指摘事項について、どのように解決すれば良いかを考え、関連する内容を研究しノートにまとめること。

その他履修上の注意事項

事業用操縦実習1を履修していること。

授業内容

授業内容
第1回離着陸、オートローテーション(TGL-2、AUTO-2)
  機長として各種離着陸及びオートローション操作を行います。
  TGL-2・・・・・・3回のうち1回目
  AUTO-2・・・・・6回のうち1回目
第2回離着陸、オートローテーション
  TGL-2・・・・・・3回のうち2回目
  AUTO-2・・・・・6回のうち2回目
第3回離着陸、オートローテーション
  TGL-2・・・・・・3回のうち3回目
  AUTO-2・・・・・6回のうち3回目
第4回空中操作、基本的計器による飛行、オートローテ-ション
  (AW-2、BIF-2、AUTO-2)
  機長として、状況判断しながら空中操作及び基本的計器による飛行及びオートローテーション操作を行います。
  AW-2、BIF-2・3回のうち1回目
  AUTO-2・・・・・6回のうち4回目
第5回空中操作、基本的計器による飛行、オートローテ-ション
  AW-2、BIF-2・3回のうち2回目
  AUTO-2・・・・・6回のうち5回目
第6回空中操作、基本的計器による飛行、オートローテ-ション
  AW-2、BIF-2・3回のうち3回目
  AUTO-2・・・・・6回のうち6回目
第7回野外飛行(NAV-2)
  準備の段階から飛行の終結まで機長として状況判断等を行いながら訓練を行います。
  NAV -2・・・・・5回のうち1回目
第8回野外飛行
  NAV -2・・・・・5回のうち2回目
第9回野外飛行
  NAV -2・・・・・5回のうち3回目
第10回野外飛行
  NAV -2・・・・・5回のうち4回目
第11回野外飛行(機長として300km以上の航法+生地離着陸2回以上)
  NAV -2・・・・・5回のうち5回目
第12回野外飛行(機長として300km以上の航法+生地離着陸2回以上)
  NAV -2・・・・・5回のうち5回目
第13回夜間飛行(NF)
  ヘリポート周辺において機長として夜間における飛行及び離着陸を訓練します。
  NF・・・・・・・・・3回のうち1回目
第14回夜間飛行
  NF・・・・・・・・・3回のうち2回目
第15回夜間飛行
  NF・・・・・・・・・3回のうち3回目