物理学1
担当者中村 真一
学年・開講期1年次 後期  [理工学部 バイオサイエンス学科]
科目の種類専門基礎
区分・単位選必 2単位
科目ナンバー5B112

授業の概要(ねらい)

静止系の力学、ニュートンの運動の法則、作用・反作用、速度とか速度、自由落下と放物運動、運動量、エネルギー、仕事と仕事率について学びます。
テキストの流れに従い、詳細に説明を行い、具体的な計算も示します。毎回演習を行い、理解度を高めます。演習はアクティブラーニングであり、学生諸君同士で相談・議論して解いてもらいます。
各回とも最初の1時間強程度を板書による講義を行い、残り時間で演習を行います。
この授業ではDP3に関する知識を習得します。

授業の到達目標

物理の力学の分野を理解できることです。物体の位置・速度・加速度や物体に力が加わったときの運動などについて学びます。

成績評価の方法および基準

成績評価は、期末試験の成績のみで行います。ただし、補講等で演習課題を課したときは、提出者にレポート点を付加することがあります。
毎回行う演習問題と解答はホームページに掲載します。各自がホームページで確認することで,学習効果をフィードバックすることができます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書基礎物理学
原康夫学術図書出版社、ISBN978-4-7806-0660-7
教科書同等の別の教科書でも構いません。
参考文献

準備学修の内容

予備学習として1.5時間程度、指定した教科書(もしくは、同等の教科書)の力学や回転運動、剛体の部分を事前に読んでおいてください。理解に必要な数学をマスターしておいてください。
復習として1.5時間程度、毎回の演習問題の答え合わせを行い、さらに教科書の関連部を勉強してください。

その他履修上の注意事項

演習用に毎回関数電卓を持参してください。
場合によってはOHP、VTR、DVD等を併用します。
ホームページも演習問題を置くなど活用します。http://www.ase.teikyo-u.ac.jp/faculty/nakamura/

授業内容

授業内容
第1回ベクトル(1)直交座標系とベクトル
第2回ベクトル(2)スカラー積、ベクトル積
第3回力学の基本(1)力
第4回力学の基本(2)運動の表し方
第5回力学の基本(3)自由落下運動と鉛直投げ上げ
第6回力学の基本(4)運動の法則
第7回力学の基本(5)等速円運動
第8回力と運動(1)放物運動
第9回力と運動(2)雨滴の落下
第10回力と運動(3)単振動
第11回力と運動(4)単振り子
第12回力と運動(5)仕事とエネルギー
第13回力と運動(6)運動量
第14回力と運動(7)慣性力
第15回テスト、まとめ