物理学2
担当者中村 真一
学年・開講期1年次 後期  [理工学部 バイオサイエンス学科]
科目の種類専門基礎
区分・単位選必 2単位
科目ナンバー5B113

授業の概要(ねらい)

回転運動と剛体、波動を取り扱います。
テキストの流れに従い、詳細に説明を行い、具体的な計算も示します。毎回演習を行い、理解度を高めます。演習はアクティブラーニングであり、学生諸君同士で相談・議論して解いてもらいます。各回とも最初の1時間強程度を板書による講義を行い、残り時間で演習を行います。
この授業ではDP3に関する知識を習得します。

授業の到達目標

波動の基礎を学び、簡単な演習を通して理解を深め、1年生次後期の物理学2のレベルを目指します。
到達目標は、 回転運動と剛体、波動の基礎が理解できることです。

成績評価の方法および基準

成績評価は、期末試験の成績のみで行います。ただし、補講等で演習課題を課したときは、提出者にレポート点を付加することがあります。
毎回行う演習問題と解答はホームページに掲載します。各自がホームページで確認することで,学習効果をフィードバックすることができます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書基礎物理学
原康夫学術図書出版社、ISBN978-4-7806-0660-7
教科書同等の別の教科書でも構いません。
参考文献

準備学修の内容

予備学習として1.5時間程度、指定した教科書(もしくは、同等の教科書)の音波や光波の部分を事前に読んでおいてください。理解に必要な数学をマスターしておいてください。
復習として1.5時間程度、毎回の演習問題の答え合わせを行い、さらに教科書の関連部を勉強してください。

その他履修上の注意事項

演習用に毎回関数電卓を持参してください。
場合によってはOHP、VTR、DVDを併用します。
ホームページも演習問題を置くなど活用します。http://www.ase.teikyo-u.ac.jp/faculty/nakamura/

授業内容

授業内容
第1回回転運動と剛体(1)質点の回転運動
第2回回転運動と剛体(2)万有引力の法則と惑星、衛星の運動
第3回回転運動と剛体(3)剛体のつり合い、重心
第4回回転運動と剛体(4)剛体の回転運動
第5回波の性質(1)横波と縦波、波の表し方
第6回波の性質(2)波の重ね合わせの原理と干渉
第7回波の性質(3)反射波の位相
第8回波の性質(4)弦の固有振動
第9回音波(1)音の3要素、音波の速さ
第10回音波(2)気柱の振動、うなり
第11回音波(3)ドップラー効果
第12回光波(1)光の反射と屈折
第13回光波(2)光の分散、回折格子
第14回光波(3)光のドップラー効果
第15回まとめ