化学1
担当者榎元 廣文
学年・開講期1年次 後期  [理工学部 情報電子工学科]
科目の種類専門基礎
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー3F141

授業の概要(ねらい)

化学に関する知識は、理工学における様々な分野を理解する上で基礎となるものです。情報電子工学分野の様々な科目と関連しています。
原子の構造、物質の構造・状態変化、および化学量論の基礎となる物質量などについて学びます。
毎回、問題演習を行い、解答について解説します。また、必要に応じてディスカッション・グループワークを行います。
この授業では、ディプロマポリシーDP1、3、4に関する知識を習得します。

具体的には、主に次の項目になります。
(1)物質の根源である原子について理解する。
(2)元素とその性質を周期表に関連付けて理解する。
(3)化学結合の基本概念を理解する。
(4)物質量と化学式について理解する。

授業の到達目標

学生は、物質の根源である原子、元素の性質と周期表との関連、化学結合の基本概念、および物質量と化学式について説明できるようになること、また、関連する計算ができるようになることを目標とします。

成績評価の方法および基準

定期試験80%、小テスト20%、講義中に出された課題10%
※基本的に講義に2/3以上出席しないと成績評価の対象になりません。
小テスト、定期試験の解答例は、授業中に解説、あるいはLMSにアップします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書前期の化学1で使用したテキスト、あるいは補助教材を各自で持参してください。
毎回、講義プリントを配布します。
参考文献一般化学河野淳也 著化学同人

準備学修の内容

毎回の授業の課題は、前もってLMSにアップします。準備学習として教材に目を通し、自分がよく理解していないところを参考書などで予習してから講義に参加してください。(1時間)
課題で間違ったところは、自分で解けるようになるまで復習してください。(1時間)

その他履修上の注意事項

双方向型授業 → Mobile-MARSのテスト・アンケート機能、LMSのアンケート・テスト機能等
自主学習支援 → LMS

授業内容

授業内容
第1回物質の分類について学ぶ。
第2回原子と分子(1):原子の構造について学ぶ。
第3回原子と分子(2):分子とイオンについて学ぶ。
第4回原子の電子配置(1):電子配置について学ぶ。
第5回原子の電子配置(2):原子軌道について学ぶ。
第6回原子の電子配置(3):混成軌道について学ぶ。
第7回元素と周期表(1):元素の周期律典型元素と遷移元素について学ぶ。
第8回元素と周期表(2):典型元素について学ぶ。
第9回元素と周期表(3):遷移元素について学ぶ。
第10回化学結合(1):イオン結合について学ぶ。
第11回化学結合(2):共有結合について学ぶ。
第12回化学結合(3):金属結合について学ぶ。
第13回物質量と化学式(1):原子量、分子量、物質量について学ぶ。
第14回物質量と化学式(2):反応式と化学量論について学ぶ。
第15回テスト、まとめ。