学校と教育の歴史
担当者村松 灯教員紹介
学年・開講期1年次 後期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類基礎分野
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー0E101

授業の概要(ねらい)

 この授業では、学校と教育の歴史について学び、教育に関する理念・思想・制度がどのように形づくられてきたのかを、各時代の社会的背景に着目しながら検討します。
 前半は主に西洋教育史を、後半は主に日本教育史を扱いますが、特に後半部分では、前半で扱った西洋での歴史的展開との関連や影響関係に注意し、時系列を整理しながら進めていきます。また、授業の形式としては、講義だけではなく、リアクションペーパーやペアワーク、グループディスカッションなどの学習活動を含む予定です。

授業の到達目標

(1)西洋教育史および日本教育史の基礎的知識を習得し、各時代における教育の理念や思想、制度などの特徴を、当時の社会的背景をふまえて説明することができる。
(2)現代における教育の理念や制度などを歴史的観点から相対化し、これからの教育のあり方について、自らの考えをもつことができる。

成績評価の方法および基準

 リアクションペーパー(15%)、各回の事前事後に取り組む課題(30%)、試験(55%)をもとに総合的に評価します。
 リアクションペーパーと課題については、次の回で全体に対するフィードバックを行います。なお、重大な事実誤認がある場合はコメントをつけて返却しますので、各自教材や参考文献などを参照して復習してください。試験については、授業内で模範解答を示すとともに、解説を行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書毎回、レジュメと資料をLMSに掲載します。
参考文献『教育思想史』今井康雄編有斐閣アルマ、2009年 (ISBN: 978-4641123847)
参考文献『学校の戦後史』木村元岩波新書、2015年 (ISBN: 978-4004315360)
参考文献『時代背景から読み解く西洋教育思想』藤井千春編著ミネルヴァ書房、2016年 (ISBN: 978-4623077120)
参考文献『教育の哲学・歴史』古屋恵太編著学文社、2017年 (ISBN: 978-4762026126)
参考文献『日本教育小史』山住正己岩波新書、1987年 (ISBN: 978-4004203636)

準備学修の内容

・毎回、教材(レジュメと資料)と事前課題をLMSに掲載します。掲載された教材を使って予習をするとともに、事前課題に取り組んだうえで授業に臨んでください。(1時間)
・授業後は、学習した内容をもとにリアクションペーパーを作成するとともに、事後課題に取り組み、これら二つを期限内に提出してください。その際、教材や参考文献などを見返し、不明点を残さないように復習しておくこと。(2時間)

その他履修上の注意事項

・受講生の関心や理解度に応じて、授業内容の順序などに変更を加えることがあります。
・教材や課題などをLMSに掲載します。
・教職科目「教育基礎論」と合わせて履修することで、教育の理念や歴史についてより深く理解できるように授業設計しています。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回教育における「近代」
第3回近代の教育思想① コメニウス
第4回近代の教育思想② ルソー
第5回近代の教育思想③ カント
第6回近代の教育思想④ ペスタロッチ
第7回西洋における公教育制度の成立
第8回近代の教育思想⑤ ヘルバルト
第9回近代の教育思想⑥ デューイ、リーツ、フレネ、ニール
第10回日本における近代以前の教育
第11回日本における公教育制度の成立と展開
第12回大正新教育の思想と実践
第13回戦時下の教育と戦後教育改革
第14回近代教育に対する批判
第15回試験とまとめ