担当者 | 中木 敏夫 | |
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学年・開講期 | 1年次 前期 [医療技術学部 柔道整復学科] | |
科目の種類 | 専門基礎 | |
区分・単位 | 必修 2単位 | |
科目ナンバー | 7B209 |
衛生学では人間の生活環境に存在するさまざまな因子がどのように健康を脅かすのか、どのようにそれらから身を守れば良いのかについて学びます。公衆衛生学では疾病とその予防、あるいは健康増進について人々を集団として捉えて生活に関する様々な問題点を解決することを目的とします。本来は衛生学、公衆衛生学は前者が個人単位、後者が集団単位を対象にしていますが本講では単一の科目として扱います。
身の回りの健康に関する問題について、正確な理解が持てるようにしましょう。
過去10年間の柔道整復師国家試験問題のうち、衛生・公衆衛生学領域を正解できるようにしましょう。
科目の評価は定期試験(70%)および小テスト(30%)により行います。
小テストは講義日の午後8時から次回講義の前日午後10時まで(すなわち約1週間)に回答された得点のうちの最高点を採用します。期限内であれば何回でも回答可能ですから満点を取るまで繰り返し受験してください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『衛生学・公衆衛生学』 改訂第6版 *2016年12月に改訂されましたので最新の改訂第6版を用意してください。 | 全国柔道整復学校協会 (監修) | 南江堂 |
参考文献 |
各コマ毎に30分以上予習および復習をしてください。
遅刻または早退をした(する)学生は、学籍番号、氏名、入室または退室時間を記入したメモをその都度本人が提出してください。
授業中はスマホを消音設定とし、鞄の中に保管してください。
授業中の写真撮影は禁止します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 1 衛生学・公衆衛生学の歴史と公衆衛生活動 教科書範囲:p1~p7 |
第2回 | 2 健康の概念 A 健康の語源と理解 B 健康を維持する上での生活の役割 C 慢性疾患と生活 教科書範囲:p9~p15 |
第3回 | 2 健康の概念 D 健康の測定 教科書範囲:p15~p22 |
第4回 | 3 疾病予防と健康管理 教科書範囲:p23~p29 |
第5回 | 4 感染症の予防 A 感染症とは 感染と発病 感染症成立の条件 ウイルス感染症 教科書範囲:p31~p37 |
第6回 | 4 感染症の予防 A 感染症とは 細菌感染症 その他の感染症 院内感染症 最近の感染症の動向 B 感染症の予防対策 教科書範囲:p38~p48 |
第7回 | 5 消毒 A 消毒とは B 消毒の種類と方法 教科書範囲:p49~p55 |
第8回 | 5 消毒 C 消毒法の応用 教科書範囲:p55~p59 |
第9回 | 6 環境衛生 G 物理的環境要因 H 化学的環境要因 化学物質に対する考え方 教科書範囲:p74~p81 |
第10回 | 6 環境衛生 H 化学的環境要因 化学的環境要因 I 生物的環境要因 J 公害 教科書範囲:p82~p87 |
第11回 | 6 環境衛生 K 空気の衛生と大気汚染 L 環境のアセスメントとモニタリング M 環境基準とその設定 N 環境政策と環境行政 O 地球環境の管理 P 最近の環境問題 教科書範囲:p88~p95 |
第12回 | 7 生活環境・食品衛生 A 水の生成と水質汚染 B 衣服 C 住居 D 食品 教科書範囲:p97~p109 |
第13回 | 7 生活環境・食品衛生 E 食品衛生活動 F 栄養改善活動 G 廃棄物処理 H 消費者保健活動 教科書範囲:p109~p118 |
第14回 | 8 母子保健 教科書範囲:p121~p133 |
第15回 | 9 学校保健 A 意味 B 領域と構成 C 保健教育と保健管理の特質 D 学校保健の組織と運営 E 学校保健管理 教科書範囲:p135~p142 |