授業の概要（ねらい）

アロマセラピーは植物の持つ芳香成分（精油）を利用して、心・身体・精神の健康に役立てる自然療法のひとつです。芳香成分（精油）の特性を理解し、人間をホリスティックに捉え、私たちの心身の働きにどのように作用するのかを学び、実践します。
アロマセラピーに関する基礎的な理論として授業内容に挙げる項目、及び主要な精油（前期15種類）のプロフィールを学びます。より実践的な方法を習得するためにアロマセラピーの利用法やアロマクラフト作成などの実習を行います。授業形式は対面講義で行いますが、ペアワーク、グループワーク、プレゼンテーションを行いコミュニケーション能力の向上や自主性や協調性を育むことを図ります。
学習精油：イランイラン、グレープフルーツ、ジュニパーベリー、スイートオレンジ、ゼラニウム、ティートリー、パチュリ、ブラックペッパー、フランキンセンス、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー、レモン、レモングラス、ローズマリー
実習：芳香浴、吸入、アロマミスト、アロマバスソルト、トリートメントアロマオイル、香りゲーム
実習②④ではペアワーク、実習⑤⑥⑦ではプレゼンテーション、実習⑧ではゲーム制作を行います。
この授業ではDPIに関する知識、態度を修得します。

授業の到達目標

アロマセラピーに関する基礎的な理論として授業内容に掲げる項目、及び対称精油の特性を習得し、記述、口頭説明できるようになること。
実習を通して、自分の状態をホリスティックに捉え精油を選択すること、心と身体のセルフケアとしてアロマセラピーを体感すること、また、日々の生活で活用できるようになること。以上を目標としています。

成績評価の方法および基準

前期試験レポート４０％
毎回授業後に提出する理解度確認の受講レポート１０％
実習①～⑧レポート作成とプレゼンテーション２０％
小テスト・課題２０％
前期試験レポートのプレゼンテーション１０％
フィードバック方法は提出書類に記述にて、LMS課題は「学生へのコメント欄」に個別に行うと同時に、全体フィードバックは授業の始め口頭にて、及びLMSコンテンツ項目に記載します。

教科書・参考文献

準備学修の内容

第２回より、授業のはじめに記述式小テストを行いますので復習（60分）が必須となります。
毎回の授業教材は、前もってLMSに掲載されます。LMSの教材を予習（60分）して授業に臨んで頂きます。
ほぼ毎回実習課題など何らかの宿題（60分）が示されますので、提出期限までに行い、提出できるようにしてください。
解剖学、生理学など関わりのある科目を復習することにより理解が深まります。
毎回授業後受講レポートを提出して頂きます。内容は新たに学んだこと、感じたこと、新たな発見、疑問や質問などです。
授業内容は公益社団法人日本アロマ環境協会が実施するアロマテラピー検定２級試験に対応できる内容です。学修内容は検定２級範囲よりも広く設定しており、授業内容を理解した者は合格可能と考えます。

その他履修上の注意事項

第２回の授業より、授業のはじめに記述式小テストを行いますので、始業時間厳守でお願いします。
過去に配布したプリントを使用することがありますので、配布したプリントや資料は全て持参願います。
双方向型授業としてLMSの課題機能を、自主学習支援としてLMS、コミュニケーションツールとして、LMS掲示板、コースメッセージ機能を用います。受信既読確認の要請がある際には必ず返信をお願いします。また、課題内容の確認や質問もこちらからお受けします。
成績評価に反映されますので、遅刻や欠席の際は理由をお知らせください。

授業内容