担当者 | 田口 大輔 | |
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学年・開講期 | 2年次 前期 [医療技術学部 柔道整復学科] | |
科目の種類 | 専門分野 | |
区分・単位 | 必修 1単位 | |
科目ナンバー | 7C303 |
上肢の脱臼および関節損傷は柔道整復師の業務における主要な疾患です。その疾患の基礎理論を知ることで、疾患に対する治療法の適応の可否の判断や整復法や固定法などの判断が可能になります。
また、疾患を理解するためには関節の構造や機能を正しく理解する必要があることから上肢関節の機能解剖を学びます。関節の構造と機能、関節の損傷を理解することで正しく安全な柔道整復学に基づいた基本的治療を行なえる能力を習得します。
この授業ではDP2,3に関する知識、技法、態度を修得する。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は接骨院を経営しております。経営する接骨院での実務経験をもとにそこでの活動を交えて講義や実習を展開していきます。
上肢の脱臼および関節損傷の概要、分類、発生機序、症状、合併症、予後、後療法を学び、それらから導き出される柔道整復術の治療法の施術理論を理解することを目標とする。
定期試験の結果を評価します。(90%)
また小テストと授業において積極性な発言や態度を評価します。(10%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 【教科書】 ・「柔道整復学 理論編」 全国柔道整復学校協会・教科書委員会編・南江堂 ・「カラー写真で学ぶ 骨・関節の機能解剖」医歯薬出版 ・「柔道整復外傷学ハンドブック上肢」医道の日本 【参考書】 ・「柔道整復師国家試験実践マスター柔道整復理論」医歯薬出版 ※このほか,自作の配布プリントを使用する. | ||
参考文献 |
※ 各回の授業内容に沿って講義を構成しますが、時間(時限)の配分は適宜調整しながら進めます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション 授業の目的と到達目標、授業の進め方について説明し、シラバスの内容や評価方法の確認を行う。 また、上肢の脱臼を理解するために必要な内容について概説します。 |
第2回 | 肩部の機能解剖① 肩関節部の外傷(脱臼、関節障害)を習得するうえで必要な機能解剖学を学びます。 |
第3回 | 肩部の機能解剖② 肩関節部の外傷(脱臼、関節障害)を習得するうえで必要な機能解剖学を学びます。 |
第4回 | 肩部の機能解剖③ 肩関節部の外傷(脱臼、関節障害)を習得するうえで必要な機能解剖学を学びます。 |
第5回 | 鎖骨脱臼(胸鎖関節脱臼 ・肩鎖関節脱臼) 鎖骨の脱臼(胸鎖関節・肩鎖関節)について、分類、発生機序、症状、整復法、固定法等を学びます。 |
第6回 | 肩関節脱臼① 肩関節脱臼について、その特徴や分類、発生機序、症状、整復法、固定法、予後等を学びます。 |
第7回 | 肩関節脱臼② 肩関節脱臼について、その特徴や分類、発生機序、症状、整復法、固定法、予後等を学びます。 |
第8回 | 肘関節部の機能解剖① 肘関節部の外傷(脱臼、関節障害)を習得するうえで必要な肘部の機能解剖学を学びます。 |
第9回 | 肘関節部の機能解剖② 肘関節部の外傷(脱臼、関節障害)を習得するうえで必要な肘部の機能解剖学を学びます。 |
第10回 | 肘関節脱臼① 肘関節脱臼について、その特徴や分類、発生機序、症状、整復法、固定法、予後について学びます。 |
第11回 | 肘関節脱臼② 肘関節脱臼について、その特徴や分類、発生機序、症状、整復法、固定法、予後について学びます。 |
第12回 | 手関節部~手指部の障害について 手関節・手指部の外傷(脱臼、関節障害)を習得するうえで必要な手関節・手指部の機能解剖学を学びます。 |
第13回 | 手関節部・中手部・手根部・手指部の脱臼① 手関節部、中手指節関節部・手根関節部・手指関節部の脱臼について、概説、症状、治療法などを学びます。 |
第14回 | 手関節部・中手部・手根部・手指部の脱臼② 手関節部、中手指節関節部・手根関節部・手指関節部の脱臼について、概説、症状、治療法などを学びます。 |
第15回 | 試験と試験のフィードバック ※ 上記の内容を中心に構成しますが時間(時限)の配分は適宜調整しながら進めます。 |