骨損傷学2
担当者大塚 博史
学年・開講期2年次 後期  [医療技術学部 柔道整復学科]
科目の種類専門分野
区分・単位必修 1単位
科目ナンバー7C302

授業の概要(ねらい)

上肢骨折(前腕骨骨折~手・指の骨折)の座学を行います。
柔道整復師が臨床現場において、とくに前腕骨骨折や手・指の骨折は遭遇することも多く、柔道整復師にとって適応能力が試される骨折といっても過言ではありません。
しっかり学修することで、臨床現場で対応できる知識を習得しましょう。
また、国家試験には当該分野からも多く出題されるので、国家試験も見据えて授業を行います。
定期的に小テストを行い、当該範囲の理解を深め、問題の解説時にはグループディスカッションも行います。
この授業ではDP2・3に関する知識を修得します。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は医療機関(整形外科・リハビリテーション科)で従事しており、授業では、臨床例、課題などを題材とした講義、実習を行います。

授業の到達目標

上肢骨折(前腕骨骨折~手・指の骨折)の座学を行い、学生が臨床現場で対応のできる知識の習得することを到達目標とします。
また、国家試験を見据え、当該範囲の理解を深めます。

成績評価の方法および基準

期末筆記試験(100%)で評価を行い、60%以上を取得した者を合格とします。
2/3以上の出席がない学生の評価は行いません。
全体に対するフィードバックとして、第15回授業でまとめと振返りを行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書柔道整復学・理論編 改訂第6版全国柔道整復学校協会 監修南江堂
教科書柔道整復学・実技編 改訂第2版全国柔道整復学校協会 監修南江堂
参考文献

準備学修の内容

予習としてLMSで指定された課題についてまとめてから授業に臨んで下さい。
教科書の指定の部を読み(授業内容の項目およびLMS)、全体の概要をとらえておき、難読と思われる用語については事前に読めるよう調べて下さい。
復習としてLMSで指定された項目についてまとめ、さらに確認問題を解いて下さい。
およそ予習に1時間、課題と問題解答の復習に2時間を見込んでいます。

その他履修上の注意事項

① 座席は教員が指定します。
② 7.授業内容に沿って授業を進めますが、状況により調整を行う場合があります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回前腕骨骨幹部骨折
第3回ガレアジ骨折(逆モンテギア骨折)
第4回尺骨骨幹部骨折
第5回モンテギア骨折
第6回橈・尺両骨骨幹部骨折
第7回コーレス骨折
第8回その他の前腕遠位端部骨折
第9回手根骨部の骨折(舟状骨骨折)
第10回手根骨部の骨折(三角骨・有鈎骨・豆状骨骨折)
第11回中手骨部の骨折(中手骨骨頭部・頸部骨折)
第12回中手骨部の骨折(中手骨骨幹部・第1および5中手骨基部骨折)
第13回手指の骨折(基節骨・中節骨骨折)
第14回手指の骨折(末節骨骨折、マレットフィンガー)
第15回授業のまとめ