担当者 | 村松 灯 | |
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学年・開講期 | 2年次 後期 [医療技術学部 柔道整復学科] | |
科目の種類 | 教職 | |
区分・単位 | 教必 2単位 | |
科目ナンバー | 9D203 |
この授業では、教育課程の編成・実施・評価に関する基礎理論を検討し、教育課程の意義や役割について考えていきます。また、学習指導要領の変遷を概観することで、教育課程が教育政策や社会状況などに影響を受けながら変化してきたことを学び、教育課程をめぐる今日的課題について多角的に考えるための視点を獲得することを目指します。
授業の形式としては、講義だけではなく、リアクションペーパーやペアワーク、グループディスカッションなどの学習活動を含む予定です。
(1)教育課程の意義や役割を理解することができる。
(2)教育課程の編成・実施・評価に関する基礎的知識を習得し、それらの原理や方法について説明することができる。
(3)教育課程の現代的課題やこれからのあり方について、自らの考えをもつことができる。
リアクションペーパー(15%)、各回の事前および事後に取り組む課題(30%)、試験(55%)をもとに総合的に評価します。
リアクションペーパーと課題については、次の回で全体に対するフィードバックを行います。なお、重大な事実誤認がある場合はコメントをつけて返却しますので、各自教材や参考文献などを参照して復習してください。試験については、授業内で模範解答を示すとともに、解説を行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 毎回、レジュメと資料をLMSに掲載します。 | ||
参考文献 | 文部科学省『中学校学習指導要領解説 総則編』(平成29年告示) | ||
参考文献 | 文部科学省『高等学校学習指導要領解説 総則編』(平成30年告示) | ||
参考文献 | 『新しい時代の教育課程 第4版』 | 田中耕治・水原克敏・三石初雄・西岡加名恵 | 有斐閣アルマ、2018年 (ISBN: 978-4641221079) |
参考文献 | 『新訂版 教育課程編成論』 | 奈須正裕・坂野慎二編著 | 玉川大学出版部、2019年 (ISBN: 978-4472405587) |
参考文献 | 『未来を拓く教師のための教育課程論』 | 山﨑保寿 | 学陽書房、2019年 (ISBN: 978-4313611436) |
・毎回、教材(レジュメと資料)と事前課題をLMSに掲載します。掲載された教材を使って予習をするとともに、事前課題に取り組んだうえで授業に臨んでください。(1時間)
・授業後は、学習した内容をもとにリアクションペーパーを作成するとともに、事後課題に取り組み、これら二つを期限内に提出してください。その際、教材や参考文献などを見返し、不明点を残さないように復習しておくこと。(2時間)
・受講生の関心や理解度に応じて、授業内容の順序などに変更を加えることがあります。
・教材や課題などをLMSに掲載します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | カリキュラムとは何か |
第3回 | 教育課程と「学力」 |
第4回 | 教育課程の編成原理と方法 |
第5回 | 学習指導要領とは何か |
第6回 | 学習指導要領の変遷① 戦後教育改革と系統性重視への転換 |
第7回 | 学習指導要領の変遷② ゆとり教育と新学力観 |
第8回 | 学習指導要領の変遷③ 「生きる力」と「確かな学力」 |
第9回 | 現行学習指導要領の理念と特色① 主体的・対話的で深い学び |
第10回 | 現行学習指導要領の理念と特色② 社会に開かれた教育課程 |
第11回 | カリキュラム・マネジメントとは何か |
第12回 | カリキュラム評価 |
第13回 | 教育課程をめぐる今日的課題 |
第14回 | 教育課程の意義と役割 |
第15回 | 試験とまとめ |