担当者 | 中木 敏夫 | |
---|---|---|
学年・開講期 | 3年次 前期 [医療技術学部 柔道整復学科] | |
科目の種類 | 基礎分野 | |
区分・単位 | 必修 1単位 | |
科目ナンバー | 7B228 |
患者の症状や所見の理解ができるように内科領域の診断学及び代表的疾患について学びます。
各徴候の定義、徴候と密接に関係する疾患名を言えるようにしましょう。
過去10年間の柔道整復師国家試験問題のうち一般臨床医学領域を正解できるようにしましょう。
科目の評価は定期試験(70%)および小テスト(30%)により行います。
小テストは講義日の午後8時から次回講義の前日午後10時まで(すなわち約1週間)に回答された得点のうちの最高点を採用します。期限内であれば何回でも回答可能ですから満点を取るまで繰り返し受験してください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 一般臨床医学(改訂第3版) | 全国柔道整復学校協会監修、奈良信夫・吉澤靖之・椎名晋一著 | 医歯薬出版 |
参考文献 |
解剖学および生理学の理解が本科目習得の前提になります。関連する既習事項の知識を事前に確認しておいてください。
予習:講義の範囲の教科書を用いて0.5時間程度の予習を行ってください。
復習:小テストを解いてください。満点をとれるまでがんばりましょう。
講義中の写真撮影および録音は禁止します。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 2 診察各論 A 医療面接 B 視診 視診の意義と方法 体格・体型 体位・姿勢 栄養状態 教科書範囲:p6~p12 |
第2回 | B 視診 精神状態 異常運動 歩行 教科書範囲:p12~p18 |
第3回 | B 視診 皮膚の状態 頭部・顔面 頸部 胸部 教科書範囲:p18~p26 |
第4回 | B 視診 腹部 背部 腰部 四肢 教科書範囲:p27~p36 |
第5回 | C 打診 D 聴診 教科書範囲:p36~p42 |
第6回 | E 触診 教科書範囲:p42~p52 |
第7回 | F 生命徴候 教科書範囲:p52~p60 |
第8回 | G 感覚検査 教科書範囲:p60~p65 |
第9回 | H 反射検査 教科書範囲:p66~p75 |
第10回 | I 代表的な臨床症状 発熱 出血傾向 リンパ節腫脹 教科書範囲:p75~p81 |
第11回 | I 代表的な臨床症状 意識障害 チアノーゼ 関節痛 浮腫 教科書範囲:p81~p89 |
第12回 | I 代表的な臨床症状 肥満 やせ 3 検査法 A 生命徴候の測定 B 生理検査機能 C 検体検査 D 運動機能検査 教科書範囲:p89~p97 |
第13回 | 4 主要な疾患 A 呼吸器疾患 総論 各論(かぜ症候群、インフルエンザ、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺炎、肺結核、covid-19) 教科書範囲:p99~p105 |
第14回 | A 呼吸器疾患 各論(気管支喘息、COPD、肺癌、肺血栓塞栓症、気胸) 教科書範囲:p105~p114 |
第15回 | B 循環器疾患 総論 各疾患(うっ血性心不全、虚血性心疾患、心臓弁膜症、先天性心疾患) 教科書範囲:p115~p122 |