教育心理学
担当者横山 明子教員紹介
学年・開講期1年次 後期  [経済学部 地域経済学科]
科目の種類総合基礎
区分・単位選択 2単位
科目ナンバー0B121

授業の概要(ねらい)

 学力低下や学習意欲の低下が叫ばれている現在、生徒の学習活動を充実させることは教師の重要な役割です。また、教師は生徒の学習への興味や意欲など一人一人の状況を把握しながら学習者にあわせて教育して行くことが求められます。そのために、生徒たちはどのような学習をしていくのか、そのための効果的な教育方法や適切な学習環境について学んでいきます。
 具体的には、学習の概念や学習のプロセス、基本的な考え方である学習の原理や理論について学びます。さらに、授業設計や評価の具体的方法について学び、それまでに学んだことを活用して、具体的な学習計画を作成します。
 これらの学修活動を通じて、生徒の学習活動における重要な要素について理解できるようにします。
 授業方法については、講義形式だけではなく、ディスカッションとプレゼンテーションを行います。また、学修ポートフォリオを作成し、自分の学修の省察を行います。
この授業は、学修目標の2と3を目標とします。

授業の到達目標

社会科学のうち、教育心理学についての関心を深め、教育心理学の基本的な考え方と教育心理学の基本的事項について習得することを目標とします。
1.私(学生)は、学習の原理と基本的理論について正しく説明できます。
2.私(学生)は、学習の理論の知識を活用して、インストラクショナルデザイン(授業設計)の考え方を学んで、具体的に計画を立てることができます。
3.さらに、私(学生)は、その計画について、どのような学習の原理に基づくのかについて説明できます。

成績評価の方法および基準

授業中のレポート(30%)と学修ポートフォリオ(50%)と最終試験(20%)によって評価します。レポートと学修ポートフォリオはコメントをつけて返却し、解説をします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『子どもとむかいあうための教育心理学概論』
会田 元明 内野 康之人 横山 明子著ミネルヴァ書房
ISBN-10: 4623029581
ISBN-13: 978-4623029587
参考文献『火星の人類学者 』 
オリバーサックス著ハヤカワ文庫NF
ISBN-10: 415050251X
ISBN-13: 978-4150502515

その他の教材については、LMSを使用し、授業時配布します。

準備学修の内容

【事前学修】
 第2回~第14回 教科書の次回の授業範囲や配布された教材を読み、事前課題に取り組みます(1時間程度) 。
 課題は各回の授業の最後に示すと同時に、L MSにアップします。
【事後学修】
 第1回~第9回 第13回~第14回 授業で学んだ内容について事後課題に取り組みます(1時間程度) 。
 第10回~第12回 配布した資料を読んで、課題に取り組みます(2時間程度) 。 
 課題は各回の授業の最後に示すと同時に、LMSにアップします。

その他履修上の注意事項

教職以外の学生も、社会科学の一分野である、教育心理学について視野を広めることは大切ですので、積極的履修して下さい。
LMSを使用します。

授業内容

授業内容
第1回本授業の学習目標と計画、学修ポートフォリオの作成についての説明を聞き、理解します。
最初の課題として「学習の意義」について考えます。
第2回「人間の心とは何か」を考え、身近な話題から考えます。
第3回前回の課題「人間の心とは何か」をもとにして、心理学について理解します。
さらに、文献を読んで「情報の認知のメカニズム」について考えます。
第4回前回の課題をもとにして、情報の認知のメカニズムと学習について理解します。
学習のさまざまなメカニズムの内容についてさらに理解します。
第5回「学習」について考えるために、簡単な例を用いて学習計画を作成します。
第6回前回作成した学習計画を発表し、「学習の意義」について理解します。
さらに、学習の動機づけやレディネスの意義と内容について、理解します。
第7回学習のメカニズム(学習のタイプ)ついて、教科書の内容をもとにして、課題を作成します。
第8回前回の課題をもとにして、学習のメカニズム(学習のタイプ)について具体例をもとにさらに理解します。
第9回学習理論のうち、連合説(パブロフの条件反射理論・ソーンダイクとスキナーの理論)、
さらに、認知説について(トルーマンとケーラーの理論)理解します。
第10回これまでの内容をふまえて連合説と認知説の違いを、具体的な事例をもとにして理解します。
教授学習における3方向コミュニケーションとKR情報の役割を学び、課題を作成し、その意義を説明できるようにします。
第11回教授学習における3方向コミュニケーションとKR情報の役割の課題をもとにして、
さらに、「評価と診断」について理解します。
第12回インストラクショナルデザインに基づく学習計画の作成のしかたを学び、具体的な計画を作成します。
第13回作成した学習計画の発表と討論を行います
第14回自分が作成した具体的な学修計画について、評価を行います。
第15回試験とまとめ
授業全体を振り返り、最終課題を作成し、授業のまとめを行います。